[河出書房新社 共催] 2013年、どう“社会を変える”のか──踊ってはいけない国で、踊り続けるために

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  • 友の会会員 前売券
    1,500円
  • 友の会会員 当日券
    2,000円
  • 一般 前売券
    2,000円
  • 一般 当日券
    2,500円

【イベント概要】

3・11以降盛り上がる反原発運動、特に通称「官邸前デモ」は数万人を集め、いまだ毎週金曜日の名物となるくらいに、「ふつうの人」によるデモが社会に定着した。しかし、一方で、先日の衆議院選挙では反原発を掲げる党が大敗する等、日本の変わらなさはいまだに強固であるようにも思える。デモ、署名、また「社会変革」といった言葉がより一層身近となった今、個人にはさらに何が可能なのか。そして、今、この社会で何が起きているのか。昨年、ベストセラーとなった著書『社会を変えるには』でこれまでの社会の在り方、及びこれからの社会変革の方法の一端を指し示した小熊氏と、『思想地図2.0』における憲法2.0の提唱や、最近では「フクシマ観光地計画」など、様々な社会変革のためのプロジェクトを進めている東氏の初公開対談。司会は、風営法によるクラブの営業規制問題に象徴される現代日本の息苦しさをテーマにした『踊ってはいけない国、日本』の編著者で、それを解決するために具体的にどう行動すればいいのかをテーマにした続編を準備中のライター・磯部涼がつとめる。

小熊英二 Eiji Oguma

1962年東京生まれ。東京大学農学部卒。出版社勤務を経て、東京大学総合文化研究科博士課程修了。現在、慶應義塾大学総合政策学部教授。学術博士。著書に『単一民族神話の起源』、『〈日本人〉の境界』、『〈民主〉と〈愛国〉』、『1968』、『日本という国』、社会を変えるには』など。

東浩紀 Hiroki Azuma

1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。著書に『存在論的、郵便的』(第21回サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン』、『クォンタム・ファミリーズ』(第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』、『弱いつながり』(紀伊國屋じんぶん大賞2015)、『観光客の哲学』(第71回毎日出版文化賞)、『ゲンロン戦記』、『訂正可能性の哲学』など。

磯部涼 Ryo Isobe

ライター。主に文化と社会の関わりについて執筆。著作に『令和元年のテロリズム』(新潮社、2021年)、『ルポ 川崎』(サイゾー、2017年)、共著に大田和俊之、吉田雅史との『ラップは何を映しているのか――「日本語ラップ」から「トランプ後の世界」まで』(毎日新聞出版、2017年)、編著に『踊ってはいけない国、日本ーー風営法問題と過剰規制される社会』(河出書房新社、2012年)などがある。『文藝』(河出書房新社)で「移民とラップ」、<本がひらく>(NHK出版 / note)で「ECDEADーーあるラッパーの生と死」、<QJWeb>で「音楽のなる場所」を連載中。

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