官邸前で、中東の街頭で、──市民のアピール作戦比較

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  • 友の会会員 前売券
    2,000円
  • 友の会会員 当日券
    2,500円
  • 一般 前売券
    2,500円
  • 一般 当日券
    3,000円

【イベント概要】

6月には何かが起きる——
2012年6月29日の官邸前抗議行動からもうすぐ1年、イスタンブル(トルコ)ではキスする自由を求める集会が反政府デモに展開、そのトルコには反政府運動が吹き荒れるシリアからの難民が100万人も流入、またSNSを用いた市民の抗議運動はモルドバに始まり、2009年大統領選挙後のイランでは300万人が街頭へ、そして「アラブの春」や「Occupy Wall Street」を経て、日本では反原発運動に新しい局面を開いた。
そして2009年6月大統領選への異議申し立てが100万人規模の市民運動へと展開したイランで、次の選挙がやってきた…

2013年6月14日、街頭運動が抑え込まれたイランでの第11期大統領選挙の日、イラン人研究者「あれず」と、反原発運動の「野間」が登壇し、抗議行動への参加を促進し媒介するアート(技術)について、比較の視点から考える。

野間易通 Yasumichi Noma

1966年、芦屋市生まれ。大阪外国語大学インド・パキスタン語学科卒業。『ミュージック・マガジン』『コンポジット』編集部を経て、現在フリーランス編集者。「レイシストをしばき隊」創設者で現C.R.A.C.メンバー。著書に『非常階段 A Story of The King of Noise』(K&Bパブリッシャーズ、2010年)、『金曜官邸前抗議』(河出書房新社、2012年)、『「在日特権」の虚構』(同、2013年)など。

あれず・ふぁくれじゃはに Arezoo Fakhrejahani

政治社会研究者 オイルショックの73年イラン生まれ。
(旧)文部省奨学生として91年に来日。人生の半分以上を島根、愛知、青森と東京で過ごし、区別とも差別とも受け取れるカタカナでの呼び名を卒業。東京工業大学博士過程修了後06年から11年まで東外大研究員。
日本ではじめて中東・イランのネットと抗議運動関係を『われわれは無限大だ』(現代思想09年12月)で。「ネットで近づく中東」責任者。

山岸智子 YAMAGISHI Tomoko

1959年生まれ。明治大学政治経済学部教授。科研費研究「イラン人によるネットワーク型社会運動の系譜とその政治化に際しての諸問題の検討」研究代表者。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)。1990~92年テヘラン大学文学部留学生。
共著に『イスラーム世界がよくわかるQ&A100』(亜紀書房)、論文に「イランにおける市民運動とジェンダー」(『中東研究』509所収)、”Prose and Verse for Revolution”(『日本中東学会年報』5所収)ほか。

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