『批評空間』以降に文学は?:市川真人の現代文学講座#3謎解き「いとうせいこう」──ラップから『想像ラジオ』

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【イベント概要】

ときにラッパー、ときに俳優、ときにお笑い芸人でテレビタレント、ときに作詞家、編集者、ときにベランダで植物を育てる男……。このひとはいったいなにをしているひとなのか???
15万部を記録した感動ものの『想像ラジオ』の直後に、架空の作者が書いた架空の小説を架空の翻訳者が訳した体裁の『存在しない小説』を刊行する。いったいなにがしたいのか。
芥川賞候補になっては「新人」なのかが話題となり、選考ではそれが「小説家の仕事」かどうかで紛糾する。振り返ってテレビを点ければユースケ・サンタマリアやくりぃむしちゅーと共演してオトナのトークから鋭いツッコミまでを見せている。
いったい、「いとうせいこう」とは誰なのか? なにものなのか?
今秋に刊行が始まる池澤夏樹編・日本文学全集では、古典の名作「曽根崎心中」の現代語訳を手がけ、個人サイトを覗けばレーモン・ルーセルやマルセル・デュシャンをめぐるハイパーテキストと、デビュー作『ノーライフキング』の著作権放棄した英訳が、いつ更新されるともしれず、しかし放棄されきることもなく建築しかけた塔のようにそびえている。
根底にある「文学」性と、それをよしとしない「非・文学」性。現代文化の周縁であり中心、中心でありつつ周縁をになう鬼才の本質を探る120分。

 

【イベント後記】

http://genron-lectures.tumblr.com/post/99065203593/10-3-x

市川真人 Makoto Ichikawa

1971年東京生まれ。文芸批評家・雑誌「早稲田文学」プランナー/ディレクター・早稲田大学文学学術院准教授。TBS系情報番組「王様のブランチ」のブックコメンテーター等も務める。ゲンロン友の会会報『ゲンロン通信』にコラム「賭博:夢:未来」を連載中。著書に『芥川賞はなぜ村上春樹に与えられなかったのか』(幻冬舎新書)、『紙の本が亡びるとき?』(青土社)など。

いとうせいこう Seiko Ito

1961年、東京都出身。88年に小説『ノーライフ・キング』でデビュー。その後も小説、ルポルタージュ、エッセイなど、数多くの著書を発表する。99年、『ボタニカル・ライフ』で第15回講談社エッセイ賞受賞。近著に『想像ラジオ』『存在しない小説』『鼻に挟み撃ち 他三編』など。執筆活動を続ける一方で、宮沢章夫、竹中直人、シティボーイズらと数多くの舞台・ライブをこなす。みうらじゅんとは共作『見仏記』で新たな仏像の鑑賞を発信し、武道館を超満員にするほどの大人気イベント『スライドショー』をプロデュースする。また、音楽家としてもジャパニーズヒップホップの先駆者として活躍し、現在はロロロ(クチロロ)、レキシなどでの活動も話題に。テレビのレギュラー出演に「シルシルミシルさんデー」(テレビ朝日)「ビットワールド」(Eテレ)「オトナの!」(TBS)などがある。

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放送開始
2015/12/03 00:00
放送終了
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放送開始
2015/10/01 00:00
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放送開始
2015/07/15 23:00
タイムシフト視聴終了
2015/07/22 18:00
放送開始
2015/05/01 00:00
タイムシフト視聴終了
2015/06/30 23:59
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放送開始
2014/10/03 19:30
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2014/10/10 18:00