新しい伝統をつくる──木ノ下歌舞伎の演劇と革新

20150814

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カバー画像:『三人吉三』 撮影=鈴木竜一朗(日光堂)

【イベント概要】

「新しい伝統をつくる——木ノ下歌舞伎の演劇と革新」というタイトルを頂戴しまして、畏れ多さに縮み上がっている次第です。私は、常に〈伝統〉というものの周辺に住み、〈部外者〉として古典を扱ってきましたので、自身の活動を通して新しい伝統をつくっていると感じたことはありません。しかし、現代演劇側の人間がいかに〈伝統〉を扱うことができるのか、その可能性と限界を探り、古典現代化についてのいくつかの方法論を作り上げていきたいとは常に思っています。それも、いろんなアーティストに示唆を与え、伝播していくような方法論を。それが可能になれば未来の演劇界はゆるやかに革新されていくかもしれないと夢想しています。ですから今回の分不相応なタイトルを、古典現代化に必要な〈統(おおもと)〉を〈伝〉えるという意だと勝手に解釈し、あえて甘んじることにしました。分不相応といえば、一方的に敬愛してやまない児玉竜一先生にお付き合いいただくことも、願ってもない幸運で、大変張り切っているのであります。
(木ノ下歌舞伎主宰 木ノ下裕一)

歌舞伎という演劇はまことに多義的です。商業演劇なのに伝統芸術、高尚な顔をして猥雑、難解のようでエンターテインメント、時流に敏感でいて保守的、〈確固としたフォルムを持つアメーバ〉のような矛盾そのもの。そんな存在であることを、あんまりちゃんと認識してもらっていないところが、さらに厄介です。木ノ下歌舞伎は、そんな厄介のまっただ中に切り込んで、〈伝統〉の中から〈現代〉を取り出す鮮やかな手練手管の数々で観客を瞠目させています。この上の文章(↑)のような、謙譲と気配りに満ちた文章を書く人が、どうしてあのような激烈で痛切な劇世界を作り上げるのか、客席のみなさんとともに知りたいと思います。和歌山出身で京都に学んだ木ノ下さんが、いかにして歌舞伎という厄介な〈伝統〉に執着し、しかもそこから離れて見る視座を得て、独自の方法論を築き上げるに至るのか、その歌舞伎的ヰタ・セクスアリスをうかがいたいと思います。なにぶん、上演後のアフタートークでは、関西のおばちゃん的しゃべりの名手として知られる木ノ下さんですから、〈裕一・竜一〉の即興漫才になるんだろうなと、大変楽しみにしているのであります。(早稲田大学文学部教授・演劇博物館副館長 児玉竜一)

20150814-1『黒塚』 撮影=清水俊洋

 

【イベント後記】


 

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木ノ下裕一 Yuichi Kinoshita

木ノ下歌舞伎主宰。
1985年和歌山市生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受け、古典芸能への関心を広げていく。京都造形芸術大学(映像・舞台芸術学科)で現代の舞台芸術を学び、2006年に古典演目の現代的上演を行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。作品の補綴・監修という立場をとりつつ、様々な演出家とタッグを組みながら創作するスタイルをとっている。近作に、『義経千本桜』(2012年総合演出:多田淳之介、演出:白神ももこ・杉原邦生)、『三人吉三』(2014年,2015年 演出:杉原邦生)などがある。
その他古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。
2014年度よりセゾン文化財団ジュニアフェロー。
現在は武智歌舞伎についての博士論文を執筆中。

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児玉竜一 Ryuichi Kodama

1967年兵庫県生まれ。早稲田大学大学院博士後期課程単位取得退学。早稲田大学助手、東京国立文化財研究所芸能部研究員、日本女子大学准教授などを経て、早稲田大学教授。早稲田大学演劇博物館副館長として、展示等にも携わる。専門は、歌舞伎研究と評論。朝日新聞で2005年から歌舞伎評を担当。共編著に『カブキ・ハンドブック』(1993・新書館)、図録『よみがえる帝国劇場展』(2002・早稲田大学演劇博物館)、『能楽・文楽・歌舞伎』(2002・教育芸術社)、『映画のなかの古典芸能』(2010・森話社)、『最新歌舞伎大事典』(2012・柏書房)など。

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2016/02/04 00:00
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2015/08/14 19:00
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