1964年静岡県生まれ。『週刊宝石』(光文社)、『サンデー毎日』(毎日新聞社)記者などを経て2001年よりフリーに。著書に『ルポ 差別と貧困の外国人労働者』（光文社新書 2010）、『外国人研修生殺人事件』（七つ森書館 2007）、『ネット私刑』(扶桑社 2015)など多数。2012年『ネットと愛国』(講談社)で日本ジャーナリスト会議賞、講談社ノンフィクション賞を受賞。2015年『G2』(講談社)掲載記事の「外国人『隷属』労働者」で大宅壮一ノンフィクション賞(雑誌部門)受賞。6月末に『沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか』(朝日新聞出版)を刊行。

1982年生まれ。沖縄県読谷村出身。琉球大学法文学部卒業。2005年琉球新報社入社。社会部フリー、社会部警察班、北部支社報道部を経て東京支社報道部勤務。警察班では米軍関係者の事件事故、東日本大震災・福島第1原発事故関係など取材。北部支社報道部では名護市長選挙や普天間飛行場の辺野古移設問題、東村高江のヘリパッド建設計画などを担当した。現在、東京支社報道部で基地問題など沖縄に関する政治の動きを中心に取材している。

1971年、那覇市生まれ。上智大学卒業後、1998年に沖縄タイムス社入社。編集局の社会部、通信部、政経部などを経て2014年から東京支社報道部長（現職）。オスプレイの配備取材、仲井真県政時代の埋め立て承認などの取材を社会部キャップとして担当した。上京後も、普天間問題、報道圧力発言問題などで発言している。沖縄タイムス取材班編『沖縄が長寿でなくなる日』（2004年、岩波書店）を分担執筆。

写真家。
1973年フランス・パリ生まれ。上智大学文学部社会学科卒。第13期写真ワークショップ・コルプス修了。イイノ広尾スタジオを経て写真家としての活動を開始する。第29回東川賞新人作家賞受賞。写真集に『隣人。38度線の北』（徳間書店）、イラク戦争開戦前後のバグダッドを撮影した『Baghdad2003』（碧天舎）、東日本大震災翌日から1年を追った『True Feelings –爪痕の真情−』（三栄書房）がある。2015年8月に、沖縄に1年移住して撮影した『沖縄のことを教えてください』（赤々舎）を刊行。