ニッポンの演劇#11現代日本演劇の新潮流──テクストと、その上演

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カバー写真
左上:小田尚稔の演劇『聖地巡礼』(撮影=小田尚稔) / 左下:『高架線』(撮影=前澤秀登)
中央上:青年団リンクキュイ『不眠普及』(撮影=柏井彰太) / 中央下:『景観の邪魔』(撮影=大橋絵莉花)
右上:ヌトミック『Saturday Balloon』(撮影=タカラマハヤ) / 右下『何事もチューン』

【イベント概要】

2018年最初の「ニッポンの演劇」は、注目の新鋭演劇作家三人をお迎えしてお送りします。キュイ主宰の綾門優季さん、小田尚稔の演劇の小田尚稔さん、ヌトミック主宰の額田大志さん。それぞれ出自も作風もかなり異なりますが、ここ数年、極めてアクティヴな活動を継続している方々です。今回は特に、演劇の二大要素である「劇作」と「演出」の関係性について、お三方の考えを伺いたいと思っています。なぜなら綾門さんも小田さんも額田さんも、台詞の文体に強い個性があり、そしてその言葉を俳優が発話する仕方についても、非常に自覚的な戦略を持っていると僕には思えるからです。現代日本演劇の最前線で、いま何が起こっているのか、ご期待ください。
(佐々木敦)

 
小田尚稔さんから本日のレジュメが届きました!(リンクで開けます)

 

▼青年団リンク キュイ(綾門優季) 『前世でも来世でも君は僕のことが嫌』  撮影:大橋絵莉花


ひとさまの作品については「もういいよ!」というくらいにほうぼうで喋り散らかしてきた私ですが、みずからの作風について、しかもこれだけの長い尺を使ってお話しするのは、これがはじめてです。小田さんの朴訥な喋りが個人の世界を拡張していくように思える戯曲、額田さんの音楽のフォーマットを導入することで形式が更新され続ける戯曲のことについてディープに伺うのも、今から楽しみにしています。よろしくお願いいたします。
(綾門優季)

 

▼小田尚稔の演劇(小田尚稔)『高架線』  撮影:前澤秀登


劇作と演出を始めて今年で四年目です。もともとは俳優のパートで演劇活動を行ってきました。
といっても大学や専門学校などで演劇を専門的に学んだことはなく、学生のときは哲学の勉強をしていました。
今回このような機会を頂けるとのことで、ここ数年自分が劇作と演出で取り組んだことについて出来るだけ誠実にお話させて頂けたらと考えております。よろしくお願いします。
(小田尚稔)

 

▼ヌトミック(額田大志)『Saturday Balloon』  撮影:タカラマハヤ


演劇が好きで演劇を作っていたら、それは演劇じゃない、と言われたり、いやでも演劇でしょ、と言われたり、そんなことがあったりして自分の演劇って何だろう、と思い始めた矢先のオファー。最近考えた演劇についての話をします。
(額田大志)

 

「ニッポンの演劇」は、「日本・現代・演劇」のカッティング・エッジを解剖するシリーズ・イベント。
ふと気がついてみれば、70年代からテン年代まで、長い年月の間に登場した演劇人たちが群雄割拠状態でしのぎを削っているかに見える日本演劇シーン。それはまた、さまざまな形で海の向こうの舞台芸術の世界とも結び付きつつあります。ニッポンの演劇の独自性はどこにあるのか。その可能性と抱える問題はいかなるものなのか。毎回、最前線を牽引するキーパーソンをお迎えして、じっくりとお話を伺い、ディスカッションしていきます。

 

【イベント後記】

 

当日のtweetのまとめはこちら

togetter

佐々木敦 Atsushi Sasaki

撮影=新津保建秀
1964年生まれ。批評家。HEADZ主宰。〈ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾〉主任講師。『即興の解体/懐胎』(青土社)、『ex-music(L)』『同(R)』(アルテス・パブリッシング)、『「4分33秒」論』(Pヴァイン)、『シチュエーションズ』(文藝春秋)、『批評時空間』(新潮社)、『未知との遭遇』(筑摩書房)、『ニッポンの思想』、『ニッポンの音楽』(講談社現代新書)、『あなたは今、この文章を読んでいる。』(慶應義塾大学出版会)、『ゴダール原論』(新潮社)、『例外小説論』(朝日新聞出版)、『ニッポンの文学』(講談社現代新書)、など著書多数。近著に『未知との遭遇【完全版】』(星海社新書)、『筒井康隆入門』(星海社新書)、『新しい小説のために』(講談社)がある。

綾門優季 Yuuki Ayato

撮影:大橋絵莉花
1991年生まれ、富山県出身。劇作家・演出家・青年団リンク キュイ主宰。青年団演出部。2013年、『止まらない子供たちが轢かれてゆく』で第1回せんだい短編戯曲賞大賞を受賞。2015年、『不眠普及』で第3回せんだい短編戯曲賞大賞を受賞。青年団リンク キュイは、専属の俳優を持たない、プロデュース・ユニットとして活動中。劇作を綾門が担当し、外部の演出家とタッグを組みながら創作するスタイルを基本としている。戯曲は「リアリティーを重視しない、文語的なセリフ回し」「震災、テロ、無差別殺人など、突発的な天災・人災を主なモチーフとすること」などを特徴とする、独自の世界観を構築している。

小田尚稔 Naotoshi Oda

1986年生まれ。広島市出身。2011年よりインディーズ演劇にて俳優としての活動を経て、2015年より劇作活動を始める。主な演劇作品に「高架線」(原作:滝口悠生『高架線』[講談社])(2018年1月上演)、「悪について」(2017年9月上演)、「是でいいのだ」(2016年10月初演)など。

額田大志 Masashi Nukata

作曲家、劇作家、演出家。1992年東京都出身。東京藝術大学在学中に、人力ミニマルミュージック楽団『東京塩麹』結成。2017年にリリースした1stAlbum『FACTORY』は、NYの作曲家スティーヴ・ライヒから「素晴らしい生バンド」と絶賛された。同じく在学時より舞台作品に傾倒。卒業制作として上演した『それからの街』(作・演出)で第16回AAF戯曲賞大賞、東京藝術大学同声会賞を受賞。卒業後、舞台作品を上演するためのユニット『ヌトミック』を結成。スコアのように設計された上演台本と、ミニマルミュージックの方法論をはじめとした音楽的な演出により、演劇の新たな上演の可能性を探っている。

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