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カバー画像:『コルバトントリ、』
【イベント概要】
「ニッポンの演劇」第三回は、飴屋法水さんをお迎えします。
長く豊かな、そして極めて魅惑的に錯綜したキャリアをお持ちの飴屋さんですが、その表現を貫いているのは紛れもなく「演劇」の二語だと思います。彼が行なってきたのは、行なっているのは、すべてが「演劇」です。実際、何度となく彼自身が、このような発言をしています。自分のやっていることは、ほとんどそう見えないかもしれないものも含めて、何もかもが「演劇」なのだ、と。
では、この「演劇」とは一体何なのでしょうか?
あらためて飴屋さんに「演劇とは何か?」という原理的かつアクチュアルな問題をぶつけてみたいと思っています。
『教室』『ブルーシート』『コルバトントリ、』等の近作を中心に、この稀代の「演劇の怪物」の正体に迫ります。(佐々木敦)
■
「ニッポンの演劇」は、「日本・現代・演劇」のカッティング・エッジを解剖するシリーズ・イベント。
ふと気がついてみれば、70年代からテン年代まで、長い年月の間に登場した演劇人たちが群雄割拠状態でしのぎを削っているかに見える日本演劇シーン。それはまた、さまざまな形で海の向こうの舞台芸術の世界とも結び付きつつあります。ニッポンの演劇の独自性はどこにあるのか。その可能性と抱える問題はいかなるものなのか。毎回、最前線を牽引するキーパーソンをお迎えして、じっくりとお話を伺い、ディスカッションしていきます。
【イベント後記】
当日のtweetのまとめはこちら!
飴屋法水 Norimizu Ameya
1979年、17才で唐十郎の「状況劇場」に参加。1983年「東京グランギニョル」結成、演出家として独立。1990年からレントゲン藝術研究所など美術の場に発表を移す。1995年より「動物堂」で動物の飼育と販売に従事しながら、1999年「日本ゼロ年」展、2005年「バ ング ント」展など。2007年、平田オリザ作「転校生」の演出で演劇に復帰。以後、FT、吾妻橋ダンスクロッシング、ポ・ナイトなどに連続参加。小説家朝吹真理子、山下澄人との共同制作や、大友良英、テニスコーツなど音楽家とのライブ共演も多数。近年の主な仕事に、展覧会「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」、演劇作品「スワン666」(2018年)、小説『彼の娘』(2017年)など。戯曲『ブルーシート』(2014年)で第58回岸田國士戯曲賞を受賞。
佐々木敦 Atsushi Sasaki
撮影=新津保建秀
1964年生まれ。思考家/批評家/文筆家。音楽レーベルHEADZ主宰。映画美学校言語表現コース「ことばの学校」主任講師。芸術文化のさまざまな分野で活動。著書に『成熟の喪失』(朝日新書)、『「教授」と呼ばれた男』(筑摩書房)、『増補新版 ニッポンの思想』(ちくま文庫)、『増補・決定版 ニッポンの音楽』(扶桑社文庫)、『ニッポンの文学』(講談社現代新書)、『未知との遭遇【完全版】』(星海社新書)、『批評王』(工作舎)、『新しい小説のために』『それを小説と呼ぶ』(いずれも講談社)、『あなたは今、この文章を読んでいる。』(慶應義塾大学出版会)、小説『半睡』(書肆侃侃房)など多数。
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- 放送開始
- 2020/05/28 18:00
- タイムシフト視聴終了
- 2020/06/04 23:59
- 放送開始
- 2020/03/06 18:00
- タイムシフト視聴終了
- 2020/03/13 23:59
- 放送開始
- 2017/12/07 18:00
- タイムシフト視聴終了
- 2017/12/14 18:00
- 放送開始
- 2017/06/29 13:00
- タイムシフト視聴終了
- 2017/07/06 18:00
- 放送開始
- 2016/06/25 18:00
- タイムシフト視聴終了
- 2016/07/02 18:00