ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校 上級コース 専門家と語る#1北澤憲昭と『眼の神殿』(1989)を語る

北澤憲昭 Noriaki Kitazawa

1951年東京都生まれ。美術史家、美術評論家。専門は日本近現代美術史。女子美術大学教授。
単著に『眼の神殿』(美術出版社、ブリュッケ)、『岸田劉生と大正アヴァンギャルド』(岩波書店)、『境界の美術史』(ブリュッケ)『アヴァンギャルド以後の工芸』(美学出版)、『「日本画」の転位』(ブリュッケ)、『〈列島〉の絵画』(ブリュッケ)など。共編著に『人の「かたち」人の「からだ」』(平凡社)、『講座 日本美術史』第6巻「美術を支えるもの」(東京大学出版会)、『フィールド・キャラバン計画へ』(水声社)、『近代美術の名作150』(美術出版社)、『ラッセンとは何だったのか?』(フィルムアート社)、『美術の日本近現代史』(東京美術)、『日本美術全集』第17巻「前衛とモダン」(小学館)。

黒瀬陽平 Yohei Kurose

1983年生まれ。美術家、美術評論家。ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校主任講師。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。博士(美術)。2010年から梅沢和木、藤城嘘らとともにアーティストグループ「カオス*ラウンジ」を結成し、展覧会やイベントなどをキュレーションしている。主なキュレーション作品に「破滅*ラウンジ」(2010年)、「キャラクラッシュ!」(2014年)、「カオス*ラウンジ新芸術祭2015『市街劇 怒りの日』」(2015年)など。「瀬戸内国際芸術祭2016」にカオス*ラウンジとして参加。著書に『情報社会の情念』(NHK出版)。