ネットで
見る
-
[講義]チャンネル会員無料
-
[講評]一般無料
〈ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾〉の講義を生中継します。
「講義」部分の視聴はゲンロン完全中継チャンネルの会員の方限定となります。
「講評」部分の中継は一般の方でもご視聴いただけます。
「講評」部分については、タイムシフトを公開しません。あらかじめご了承ください。
【課題】
批評とはなにか。『批評空間』でデビューしてから四半世紀、ぼくは長いあいだこの問題について考えてきた。それへの答えは批評家によって異なる。おそらく佐々木敦さんとぼくとでも異なるだろう。第1期と第2期はぼくは批評再生塾の最初のゲストとして登場したので、まずはぼく自身が批評とはなにかについて語り、みなさんを方向づけることができた。けれども今回は、最後から3番目のゲストとして登場することになる。みなさんがたくさんの批評文を書いたあとで出会うことになる。そこで今期は、逆に受講生のみなさんに、この半年強の授業を通じて批評についてどのように考えるようになったかを書いてほしい。その提出物を見て、授業ではあらためて、ぼくなりの批評観を語ろうと思う。
追記:
批評とはなにか。その定義は難しいが、とりあえずそれはいわゆるプレゼンとは違う。というわけで、今回に限っては、選出者の壇上での口頭試問で、パワーポイントそのほかの図像を援用した説明、つまりはスクリーンの使用を禁じたいと思う。選出者は、当日言葉と論理だけで勝負してもらいたい。それを想定しての論文提出を望む。
【イベント後記】
当日のtweetのまとめはこちら!
東浩紀 Hiroki Azuma
1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。著書に『存在論的、郵便的』(第21回サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン』、『クォンタム・ファミリーズ』(第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』、『弱いつながり』(紀伊國屋じんぶん大賞2015)、『観光客の哲学』(第71回毎日出版文化賞)、『ゲンロン戦記』、『訂正可能性の哲学』など。
佐々木敦 Atsushi Sasaki
撮影=新津保建秀
1964年生まれ。思考家/批評家/文筆家。音楽レーベルHEADZ主宰。映画美学校言語表現コース「ことばの学校」主任講師。芸術文化のさまざまな分野で活動。著書に『成熟の喪失』(朝日新書)、『「教授」と呼ばれた男』(筑摩書房)、『増補新版 ニッポンの思想』(ちくま文庫)、『増補・決定版 ニッポンの音楽』(扶桑社文庫)、『ニッポンの文学』(講談社現代新書)、『未知との遭遇【完全版】』(星海社新書)、『批評王』(工作舎)、『新しい小説のために』『それを小説と呼ぶ』(いずれも講談社)、『あなたは今、この文章を読んでいる。』(慶應義塾大学出版会)、小説『半睡』(書肆侃侃房)など多数。