舞台と小説の交感──『プラータナー:憑依のポートレート』『憑依のバンコク オレンジブック』出版&東京公演開催記念

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“Pratthana – A Portrait of Possession” at Centre Pompidou in Paris, presented as an official program of Festival d’Automne à Paris / Japonismes 2018.
Photo: Takuya Matsumi

 

【イベント概要】

2018年にバンコクで世界初演を迎えた『プラータナー:憑依のポートレート』は、タイの現代史と、そこで生きる一人の芸術家を描く物語。国家、政治対立、芸術、セックス、ポップカルチャー、繰り返し起こる軍事クーデター。それらが渦巻くなかで、彼は人生の幸福と孤独に心と身体を囚われ、引き裂かれ、それでもなお生きることを望み、欲望する。

これは、決してタイだけの物語ではない。今を生きる、私たちとあなたたちの物語。

タイ現代文学の旗手ウティット・ヘーマムーンの原作を、岡田利規の脚本・演出、塚原悠也(contact Gonzo)による空間構成=セノグラフィーが再構築。タイ唯一の舞台芸術賞、IATC Thailand Dance and Theatre Awards 2018のBest Play賞を受賞するなどバンコクの演劇シーンで絶賛を浴び、パリのポンピドゥ・センター(フェスティバル・ドートンヌ・パリ/ジャポニスム2018公式企画)での上演も反響を呼んだ、斬新さ溢れる4時間の大作が、ついに日本初演を迎える!

『プラータナー:憑依のポートレート』公演特設WEBより)

6月27日より東京芸術劇場にてウティット・ヘーマムーン×岡田利規×塚原悠也『プラータナー:憑依のポートレート』が上演される。
また、この原作小説が福冨渉氏翻訳のもとで河出書房より6月24日に刊行、次いで、公演記録集も6月28日に白水社より刊行される。
『プラータナー:憑依のポートレート』日本初演とW刊行を記念して、
ゲンロンカフェにて、来日中のウティット・ヘーマムーン氏、そして舞台版を手がけたチェルフィッチュの岡田利規氏、
本書翻訳者でありゲンロンのイベントにもご登壇いただいたタイ文学者の福冨渉氏によるトークイベントを開催!
司会はゲンロンの上田洋子がつとめ、3名とともに、小説と演劇、タイと日本の文学を繋ぐ議論を展開する。
文学の後発国であり、いまだに文学と社会・政治の距離が近く、現代文学が力を持ち続けているタイ。
この国では、言葉には何が託されるのか。託された言葉たちは、舞台上にどのように表出するのか。
この貴重な機会を、どうぞお見逃しなく!

ウティット・ヘーマムーン+岡田利規『憑依のバンコク オレンジブック

ウティット・ヘーマムーン『プラータナー 憑依のポートレート』(福冨 渉 訳)

ウティット・ヘーマムーン×岡田利規×塚原悠也
響き合うアジア2019『プラータナー:憑依のポートレート』

日程:2019年6月27日(木)~7月7日(日)
会場:東京芸術劇場 シアターイースト
原作:ウティット・へーマムーン
脚本・演出:岡田利規
セノグラフィー・振付:塚原悠也
原作翻訳・日本語字幕制作:福冨渉

 

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togetter

ウティット・ヘーマムーン Uthis Haemamool

1975年タイ中央部サラブリー県ケンコーイ生まれ。バンコクのシラパコーン芸術大学絵画彫刻版画学部卒業。2009年に発表した3作目の長編小説『ラップレー、ケンコーイ』(“The Brotherhood of Kaeng Khoi”)にて作家としての地位を確立、同年の東南アジア文学賞とセブン・ブック・アワードを受賞。CNNGoにて、タイで最も重要な人物の一人として掲載された。2013年、京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAで実施されたアーティストワークショップ「Work in Memory」に、映画監督のアピチャッポン・ウィーラセタクンと共に招聘講師として参加。同ワークショップに参加した日本のアーティストとの交流を通じて執筆した中編小説『残り香を秘めた京都』を発表。2014年から2015年までタイの文芸誌『Writer Magazine』及びタイ国文化省現代芸術文化局発行の文芸誌『Prakod』編集長。2017年『プラータナー:憑依のポートレート』(タイ語原題“Rang Khong Pratthana”、英訳“Silhouette of Desire”)を発表、同年バンコクにて自らのドローイングと絵画による展覧会「Silhouette of Desire」開催。2018年、タイ文化省よりSilpathorn Award文学部門受賞。

岡田利規 Toshiki Okada

撮影=佐藤暢隆
1973年横浜生まれ、熊本在住。演劇作家/小説家/チェルフィッチュ主宰。活動は従来の演劇の概念を覆すとみなされ国内外で注目される。05年『三月の5日間』で第49回岸田國士戯曲賞を受賞。同年7月『クーラー』で「TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2005〜次代を担う振付家の発掘〜」最終選考会に出場。07年デビュー小説集『わたしたちに許された特別な時間の終わり』を新潮社より発表し、翌年第二回大江健三郎賞受賞。12年より、岸田國士戯曲賞の審査員を務める。13年には初の演劇論集『遡行 変形していくための演劇論』、14年には戯曲集『現在地』を河出書房新社より刊行。16年よりドイツ有数の公立劇場ミュンヘン・カンマーシュピーレのレパートリー作品の演出を3シーズンにわたって務めることが決定している。

福冨渉 Sho Fukutomi

撮影=相馬ミナ
1986年東京都生まれ。タイ語翻訳・通訳者、タイ文学研究。青山学院大学地球社会共生学部、神田外語大学外国語学部で非常勤講師。著書に『タイ現代文学覚書』(風響社)、訳書にプラープダー・ユン『新しい目の旅立ち』(ゲンロン)、ウティット・ヘーマムーン『プラータナー』(河出書房新社)、Prapt『The Miracle of Teddy Bear』(U-NEXT)など。

上田洋子 Yoko Ueda

撮影=Gottingham
1974年生まれ。ロシア文学者、ロシア語通訳・翻訳者。博士(文学)。ゲンロン代表。早稲田大学非常勤講師。2023年度日本ロシア文学会大賞受賞。著書に『ロシア宇宙主義』(共訳、河出書房新社、2024)、『プッシー・ライオットの革命』(監修、DU BOOKS、2018)、『歌舞伎と革命ロシア』(編著、森話社、2017)、『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド』(調査・監修、ゲンロン、2013)、『瞳孔の中 クルジジャノフスキイ作品集』(共訳、松籟社、2012)など。展示企画に「メイエルホリドの演劇と生涯:没後70年・復権55年」展(早稲田大学演劇博物館、2010)など。

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