ゲンロン友の会第10期総会:めぐりあい五反田(そら)編

カフェに
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  • 会員前売券 1ドリンク・立食ビュッフェ付 ※当日、学生証提示/仮装してのご来場で1,000円のキャッシュバック
    15,000円
  • お連れさま(非会員)前売券 1ドリンク・立食ビュッフェ付 ※当日、学生証提示/仮装してのご来場で1,000円のキャッシュバック ※会員前売券とセットでお申込ください ※非会員のみのご参加はできません
    18,000円
  • ツアー「めぐりあい五反田(ごたんだ)――星野博美と探す大五反田の亡霊」チケット ※ツアーのみのご参加はできません ※総会チケットと一緒にご購入ください ※20名さま限定です
    3,000円

ネットで
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  • [トークショー1]チャンネル会員
    無料
  • [トークショー1]一般
    1,000円
  • [トークショー5]チャンネル会員
    無料
  • [トークショー5]チャンネル会員
    1,000円
  • [トークショー6]チャンネル会員
    無料
  • [トークシ5ョー6]一般
    1,000円

総会のパンフレットはこちら!(クリックで開きます)

 
【東浩紀からのごあいさつ】

去る11月、中国の杭州で開かれた学会に行ってきました。学会のテーマは「ポストモダンとその後――『ポストモダンの条件』出版から40年」。今年2019年は、じつはジャン=フランソワ・リオタールが『ポストモダンの条件』を出版してから40年にあたるのです。ポストモダンもずいぶん長くなりました。

1979年は、日本ではアニメ『機動戦士ガンダム』が放映された年でもあります(今回のメインゲストに、同作のキャラクターデザインを担当した安彦良和氏をお迎えできたのは光栄なことです)。『ガンダム』といえばニュータイプ。同時期には「新人類」などという流行語もありました。ポストモダンといいニュータイプといい、当時は「ひとの革新」がずいぶん語られていたのです。新しい時代の、新しい技術に囲まれた、新しい人類が現れると。

それから40年。ひとの革新はどこまで進んだでしょうか。たしかにAIやシンギュラリティが語られてはいます。けれどもそちらで革新されるのは、ひとではなく機械です。ひとのほうは、残念ながら、いまや革新などいっさい起きそうになく、むしろ古いまま新しい時代と技術に振り回されているだけのように見えます。それがポピュリズムの問題でありSNSの問題です。

だとすれば、ぼくたちはもういちど「ひとの革新」について考え始めるべきではないでしょうか。新しい技術があっても、人間が古いままではロクなことにならない。ひとを革新しなければ、世界はよくならないのです。古い言葉で言い換えれば、もういちど啓蒙について考えなければならないということです。

というわけで、今回のテーマは「ひとの革新」――とかにするとさすがにカルト感ありすぎで、ゲンロンどうなっちゃったんだと噂になると思うので、ちょっと捻って「めぐりあい」にしてみました。どう捻ると「めぐりあい」になるのか、関心のあるかたは『機動戦士ガンダム』の劇場版を検索してみてください。

新しいひととめぐりあい、新しい関心とめぐりあう。そのような場を提供するのがゲンロンのミッションです。他者とのめぐりあいこそが、本来の啓蒙の精神にほかなりません。

今年のプログラムは、安彦さんを招いたメイン座談会に加えて、星野博美さんの「大五反田ツアー」や巻上公一さんのホーメイ・パフォーマンスなど、昨年までの総会に比べていっそう多様で豪華なプログラムになっています。寿司とうどん、そして日本酒バーも健在。会場が狭く通勤ラッシュみたいになりがちなのが難ですが、ぜひみなさん、3会場をめぐり、さまざまな関心とめぐりあってください。

そしてコスプレコードは「ひとの革新」。年末にニュータイプに進化を遂げたみなさんにお会いできるのを、楽しみにしています。

ゲンロン前代表
東浩紀

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ゲンロン友の会会員のみご参加いただけます。購入前に友の会にご入会ください。
※ツアー「めぐりあい五反田(ごたんだ)——星野博美と探す大五反田の亡霊」にご参加希望の方は、総会参加チケットと一緒に、ツアー参加チケットをご購入ください(ツアーのみのご参加はできません)限定20名となりますので、お早めにお申し込みください。またツアーは[トークショー1]と同時間帯での開催となりますので、ご注意ください。
※本イベントは第1会場(ゲンロンカフェ)・第2会場(五反田アトリエ)・第3会場(ゲンロンオフィス)の3会場での開催となります。
※全会場、開場時間は13:30です。
受付は第1会場となります。第2,3会場のイベントをご覧になりたい方も、あらかじめ第1会場で受付をお済ませください。
ツアーにご参加の方は、13:50に東急池上線「戸越銀座」駅出口(亀屋万年堂側)に集合してください。ツアー終了後に会場受付を行いますので、集合前に第1会場にお寄りいただく必要はありません。
※[トークショー1][トークショー6]の模様は第3会場にも中継いたします。
※入場料にはワンドリンクおよび第1,3会場で提供されるディナービュッフェが含まれます。
※追加ドリンクはキャッシュオン(現金都度購入)でのご提供となります。
小学生以下のお子さまを2人まで無料で同伴することができます。3人以上のお子さまを同伴される方はご相談ください。
※お連れさま(非会員)前売券を購入されると、会員でない方を1名同伴することができます。
※友の会に新規にご入会いただきまだ会員番号の届いていない方は、会員番号欄に「0000」とご記入ください。こちらで登録情報を照会いたします。
※学生の方は、学生証のご提示で、入場時に1,000円の返金(割引)をいたします。
仮装割あります!「ひとの革新」の仮装(※某アニメのコスプレである必要はありません)で入場時に1,000円の返金(割引)をいたします。仮装審査会も開催します。優勝者には、総会中のドリンク完全無料券を進呈!
※第1会場から第2会場へは徒歩約7分、第1会場から第3会場へは徒歩約2分です。受付にて地図をお渡しします。

ゲンロン友の会、年に1度の会員限定のお祭り騒ぎ!
2010年代を締めくくる超豪華プログラム!

ワンドリンク+食べ放題、トークショーありアートパフォーマンスありオークションありマジックショーありクイズ&麻雀大会あり、14:00から翌朝5:00まで、ノンストップの饗宴15時間。

安彦良和、武富健治、小松理虔、石戸諭、黒瀬陽平、梅津庸一、大森望、桂大介、さやわか、大山顕、小泉悠、速水健朗、辻田真佐憲らの超豪華ゲスト陣によるトークショー!
「世界は五反田から始まった」星野博美による五反田ツアー!アヴァンギャルドヴォーカルのカリスマ的存在、巻上公一のホーメイパフォーマンス&ワークショップ!ゲンロンスクール受講生有志による「似顔絵」コーナー!
恒例の寿司職人、うどん職人もやってきて、食事も充実! 小松理虔プロデュースの「ゲンロン日本酒バー」もオープン!

学割あり! 仮装割あり!
家族や友人、恋人を連れて来たい方のために、お連れさま(非会員)前売券もご用意しました!
「ゲンロンカフェ」「五反田アトリエ」「ゲンロンオフィス」の3会場同時開催です!

バナー図版提供=青木美紅、怡土鉄夫( あいちトリエンナーレ2019の展示風景 青木美紅《1996》2019 撮影)、長塚秀人(撮影)、松下哲也(撮影)、和田唯奈

 

【プログラム】

※一部プログラムやタイトル等が変更となる可能性がございます。あらかじめご了承ください。
※下記プログラム以外にも、様々な催しものが盛りだくさんです!

14:00-16:00 [ツアー]【特別企画】
星野博美
めぐりあい五反田(ごたんだ)——星野博美と探す大五反田の亡霊
『ゲンロンβ』の連載「世界は五反田から始まった」が大好評の星野博美さん。そんな彼女がプロデュースする〈聖地巡礼〉を会員のみなさんのため特別に企画。大五反田の亡霊とはなにか? 大五反田とはなにか? そもそも五反田をツアーする意味はあるのか? そんな疑問を抱いたきみは参加するほかない。参加者20名限定、早いもの勝ち!
> ご参加には別途ツアーチケットの購入が必要です(総会チケットとともにお申込みください)。ツアーのみのご参加はできません。
[ツアー]は[トークショー1]と同時間帯での開催となります。ご注意ください。
> 12/21(土)13:50に、東急池上線「戸越銀座」駅出口(亀屋万年堂側)に集合してください。

14:00-16:30 [トークショー1]【第1会場:ゲンロンカフェ】(※ 第2,第3会場で生中継をご覧いただけます)
安彦良和×武富健治×東浩紀
古代史と満洲(と連合赤軍)がめぐりあう——虚構と歴史の問題
アニメ・マンガ界の巨匠、安彦良和さんをお招きしての公開座談会。安彦さんに多大な影響を受けているマンガ家の武富健治さんと、東浩紀が聞き手となって、日本の近代史(『虹色のトロツキー』)や古代史(『ナムジ』『神武』『ヤマトタケル』)、西洋の政治宗教史(『イエス』)などをモチーフにした安彦作品を出発点として、虚構と歴史の問題を考えます。そしてもちろん、『ガンダム THE ORIGIN』と「ひとの革新」の話も……。

18:00-20:00 [トークショー2]【第3会場:ゲンロンオフィス】
小松理虔×石戸諭
ゲンロン日本酒バーでめぐりあう「ほんとうのこと2019」

『新復興論』の著者であるローカルアクティヴィストの小松理虔さんと、『リスクと生きる、死者と生きる』の著者であるジャーナリストの石戸諭さんによる年末恒例対談。毎年大好評で今年は3回目。いつも裏のプログラムがあって東浩紀は聞けたためしがないのだけど、マスコミにもSNSにも流れないヤバい本音がばんばん話されているという噂。小松さんセレクトの福島県産日本酒と絶品の肴も出ます。

18:00-21:00 [トークショー3]【第2会場:五反田アトリエ】
黒瀬陽平×梅津庸一
2019年美術テン、ベストテン、おれたちの通過テン
新芸術校の主任講師であるカオス*ラウンジ主宰・黒瀬陽平さんと、『ゲンロンβ』で美術展への論評を連載しているパープルーム主宰・梅津庸一さんが、2019年に開催された美術展を徹底総括&それぞれのベスト10を発表します。こちらも毎年好評で今年で3回目。東浩紀が黙して語らない某トリエンナーレも、ここではがりがり語られるはず。黒瀬&梅津コンビは、表現の自由を通過テンにしてどこにいくのか……。

19:00-19:30[マジック]【第1会場:ゲンロンカフェ】
奇跡と神秘とめぐりあうゲンロンマジックショー

19:30-20:30[ボイスパフォーマンス]【第1会場:ゲンロンカフェ】
巻上公一 聞き手=上田洋子
ホーメイWS&ライブパフォーマンスーーひとと声がめぐりあう
アヴァンギャルドヴォーカルのカリスマ的存在、巻上公一さんによるホーメイパフォーマンス! この夏利賀で東浩紀がホーメイをはじめて聞き、衝撃を受けたところから企画が決定。ワークショップでは、かつて巻上さんとともにホーメイの故郷・アルタイを旅したという上田洋子が聞き手となって、ホーメイの不思議と魅力に迫ります。馬の話なども聞けるかも。とにかくアルタイは馬が多いらしい。

20:30-21:00[仮装品評会]【第1会場:ゲンロンカフェ】
革新されたひと大集合! ゲンロン仮装大会
投票と品評の結果、真に「ひとの革新」の姿と認められた最優秀者には、総会が終わるまでのドリンク完全無料券を進呈!

21:30-22:30[クイズ]【第1会場:ゲンロンカフェ】
宇宙最強のゲンロンクイズ選手権2019―—とQひさは3倍早いぞ!

21:30-22:30[似顔絵]【第2会場:五反田アトリエ】
ゲンロンスクール受講生有志
未来の才能とめぐりあう――ゲンロン似顔絵コーナー2019

新芸術校・ひらめき☆マンガ教室の受講生有志が、参加者の皆さんの似顔絵を描きます(有料)。スクールの若い才能をみんなで応援しよう!

21:00-23:00 [トークショー4]【第3会場:ゲンロンオフィス】
大森望×SF創作講座卒業生
大森望のSF喫茶<めぐりあいSF2019>
卒業生と受講生の躍進が続くSF創作講座。創設4年で早くも日本SFの震源地のひとつに。そんな大躍進の秘密を、主任講師の大森望さんと、ゲスト講師にして応援団長の小浜徹也さん(東京創元社)、そして各期最優秀賞の高木刑さん、アマサワトキオさん、琴柱遥さんが集まって解き明かす必見のトークショー。なぜ彼らはめぐりあったのか? そしていかにしてSFのニュータイプになったのか? どうのこうのいいながら、ガンダムネタをいちばん話すプログラムはここなんじゃないかという予感も。

22:30-23:00 [友の会トーク]【第1会場:ゲンロンカフェ】
桂大介×東浩紀
シラスはネットの夢をみるか? ゲンロン、ニュータイプへ
友の会会員で、『ゲンロン10』に家入一真さんとのインタビューも掲載された起業家の桂大介さん。そんな桂さんとゲンロンのあいだで、なにやら新プロジェクトが動いているという噂。シラスとはなにか? なんでシラスなのか? ニコ生はやめちゃうのか? ゲンロンの革新が本邦初公開、短いけど見逃せないスペシャルトーク。

23:00-24:00[オークション]【第1会場:ゲンロンカフェ】
奇跡の珍品にめぐりあうか?――ゲンロンオークション2019

23:00-28:00 [トークショー5]【第2会場:五反田アトリエ】
さやわか
さやわか式☆ベストハンドレッド2019:めぐりあい宇宙(そら)編
尋常ならざる広さと深さであらゆるコンテンツを網羅し、余人の追随を許さない男、さやわか。サブカルニュータイプとは彼のことです。そんな彼が2019年を通して目にしたあらゆるコンテンツから100個選び、ランキング形式で紹介する狂気の企画。たった一人で、一切の政治的配慮なく、完全に私情に基づいて、体力の許す限り語り尽くす! 例年の大幅超過をかんがみ、今年は5時間の枠を確保しました。5時間……。

25:00-27:00 [トークショー6]【第1会場:ゲンロンカフェ】(※ 第3会場で生中継をご覧いただけます)
大山顕×小泉悠×速水健朗×辻田真佐憲
共産趣味の地政学——団地と戦車がめぐりあう
ゲンロンカフェの人気登壇者が深夜に大集合! この4人、集めてみたらけっこう話が盛り上がるんじゃないか、深夜だしという上田の直感だけで決められた、総会ならではの大胆企画。ジャンルはバラバラ……のように見えてじつは共通点が多い……のかもしれない。きっと団地の写真とか戦車の写真とかが見れます。

第3会場「ゲンロンオフィス」では、小松理虔さんプロデュースの「ゲンロン日本酒バー」がオープン!
ひらめき☆マンガ教室の受講生にしてうどん職人「生うどんつちや」さんの特製うどんも販売!

【チケットについて】
チケット料金は税込価格です。
お支払い後のキャンセルは受け付けることができません。あらかじめご了承ください。

【その他】
イベントは延長となることがございます。途中、10分程度の休憩を挟みます。
イベント中、客席は禁煙となります。
未成年の方、車でご来場の方にはアルコールを提供できません。
18歳未満の方は23時以降の参加はできません。
保護者が同伴しない18歳未満の方は22時以降の参加はできません。
本イベントは一部インターネットでの動画配信を予定しております。ご来場のお客様は映像に映り込む可能性がございます。
イベント中の無断録画・録音はご遠慮ください。

安彦良和 Yoshikazu Yasuhiko

1947年生まれ。北海道出身。1970年に旧虫プロ入社。1973年からフリーとなり、アニメーター・アニメーション監督を続けるかたわら1979年に『アリオン』で漫画家デビュー。1989年の『ナムジ』から専業漫画家となり、『アリオン』『王道の狗』『虹色のトロツキー』『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』『天の血脈』など著作多数。日本の近代史や古代史、西洋の政治宗教史などをモチーフに執筆している。2018年より月刊「アフタヌーン」にて、シベリア出兵を描く『乾と巽—ザバイカル戦記—』を連載中。

星野博美 Hiromi Hoshino

ノンフィクション作家、写真家。1966年、東京生まれ。香港返還前後の2年間を追った『転がる香港に苔は生えない』で第32回大宅壮一ノンフィクション賞受賞(2001年)。ルーツである外房の漁師の足跡を追った『コンニャク屋漂流記』で第2回いける本大賞(2011年)、第63回読売文学賞「紀行・随筆」賞受賞(2012年)。『みんな彗星を見ていた―私的キリシタン探訪記』では、15~16世紀の「キリシタンの時代」に生きた、ヨーロッパ出身の宣教師と日本のキリシタンの語られなかった真実を追った。他の著作は『戸越銀座でつかまえて』『島へ免許を取りに行く』『愚か者、中国をゆく』『のりたまと煙突』『銭湯の女神』『今日はヒョウ柄を着る日』など。写真集は『華南体感』『ホンコンフラワー』。読売新聞夕刊、AERA書評欄、岩波書店ホームページで連載中。

巻上公一 Koichi Makigami

デビュー40年を迎えたヒカシューのリーダーをつとめながら、ニューヨークからモスクワ、オセアニアまでを飛び回る世界的なアーティストである。民族音楽にも精通しており、ユダヤ音楽のクレズマーをイディッシュ語で歌い、巧みに口琴を操り、2017年トゥバ共和国国際ホーメイコンテストでは優勝も果した。日本トゥバホーメイ協会会長を20年間務める。
プロデューサーとして、Jazz Art せんがわをはじめ、ジョン・ゾーンズ・コブラ、湯河原現代音楽フェスティバル、熱海未来音楽祭など多数。作詩作曲はもちろん、テルミン、コルネット、尺八からエレクトロニクスなど多くの楽器を演奏し、コラボレーションも精力的に行っている。歌らしい歌から歌にもならないものまで歌う歌唱力には定評があり、それらの音楽要素を駆使する演劇パフォーマンスのクリエーターとしても活躍している。
最新アルバムは『TOKYO TAIGA』(tzadik)。ソロヴォイス作品に『KUCHINOHA』『KOEDARAKE』、口琴作品に『ELECTRIC EEL』(3作共にtzadik)、テルミン作品に『月下のエーテル』(doubt music)、歌のアルバムに『民族の祭典』『殺しのブルース』(東芝EMI)など多数。ヒカシューの新作はライブアルバム『絶景』はじめ『ヒカシュー20世紀ベスト』『ヒカシュー21世紀ベスト』。

http://www.makigami.com/

小松理虔 Riken Komatsu

撮影=鈴木禎司
1979年いわき市小名浜生まれ。ローカルアクティビスト。いわき市小名浜でオルタナティブスペース「UDOK.」を主宰しつつ、いわき海洋調べ隊「うみラボ」では、有志とともに定期的に福島第一原発沖の海洋調査を開催。そのほか、フリーランスの立場で地域の食や医療、福祉など、さまざまな分野の企画や情報発信に携わる。共著本に『常磐線中心主義 ジョーバンセントリズム』(河出書房新社)、『ローカルメディアの仕事術』(学芸出版社)ほか。初の単行本著書である『新復興論』(ゲンロン)が第18回大佛次郎論壇賞を受賞。2019年9月より『ゲンロンβ』にて「当事者から共事者へ」を連載中。

石戸諭 Satoru Ishido

1984年、東京都生まれ。ノンフィクションライター。立命館大学法学部卒業。2006年、毎日新聞社に入社。2016年、BuzzFeed Japanに移籍。2018年、独立してフリーランスのライターに。2020年、「ニューズウィーク日本版」の特集「百田尚樹現象」で第26回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞作品賞、2021年、「文藝春秋」掲載のレポート「『自粛警察』の正体」で第1回PEPジャーナリズム大賞を受賞。週刊誌から文芸誌、インターネットまで多彩なメディアヘの寄稿に加え、テレビ出演など幅広く活躍中。著書に、『リスクと生きる、死者と生きる』(亜紀書房)、『ルポ 百田尚樹現象 愛国ポピュリズムの現在地』(小学館)、『ニュースの未来』(光文社新書)、『視えない線を歩く』(講談社)、『東京ルポルタージュ』(毎日新聞出版)。

黒瀬陽平 Yohei Kurose

1983年生まれ。美術家、美術評論家。ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校主任講師。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。博士(美術)。2010年から梅沢和木、藤城嘘らとともにアーティストグループ「カオス*ラウンジ」を結成し、展覧会やイベントなどをキュレーションしている。主なキュレーション作品に「破滅*ラウンジ」(2010年)、「キャラクラッシュ!」(2014年)、「カオス*ラウンジ新芸術祭2015『市街劇 怒りの日』」(2015年)など。「瀬戸内国際芸術祭2016」にカオス*ラウンジとして参加。著書に『情報社会の情念』(NHK出版)。

梅津庸一 Yoichi Umetsu

1982年山形生まれ。美術家、パープルーム主宰。美術、絵画が生起する地点に関心を抱く。日本の近代洋画の黎明期の作品を自らに憑依させた自画像、自身のパフォーマンスを記録した映像作品、自宅で20歳前後の生徒5名と共に制作/共同生活を営む私塾「パープルーム予備校」の運営、「パープルームギャラリー」の運営、展覧会の企画、テキストの執筆など活動は多岐にわたる。主な展覧会に『梅津庸一個展 ポリネーター』(2021年、ワタリウム美術館)、『未遂の花粉』(2017年、愛知県美術館)。作品論集に『ラムからマトン』(アートダイバー)。作品集『梅津庸一作品集 ポリネーター』(美術出版社)今春刊行予定。

大森望 Nozomi Ohmori

1961年高知生まれ。書評家・SF翻訳家・SFアンソロジスト。〈ゲンロン 大森望 SF創作講座〉主任講師。著書に『21世紀SF1000』、『新編・SF翻訳講座』、《文学賞メッタ斬り!》シリーズ(豊崎由美と共著)、《読むのが怖い!》シリーズ(北上次郎と共著)など。アンソロジーに《NOVA 書き下ろし日本SFコレクション》《不思議の扉》の各シリーズのほか、『星雲賞SF短編傑作選 てのひらの宇宙』など。訳書にコニー・ウィリス『ブラックアウト』『オール・クリア』など多数。2013年には『NOVA』が第34回日本SF大賞特別賞を受賞。

桂大介 Daisuke Katsura

1985年生まれ。早稲田大学在学中の2006年に株式会社リブセンスを共同創業し、2012年に東証一部へ上場。その後は寄付に関心を持ち、寄付プラットフォーム「SOLIO」や贈与コミュニティ「新しい贈与論」の運営を務める。2019年に株式会社ゲンロンと合同会社シラスを設立し、2022年から共同代表に就任。友の会会員。

さやわか Sayawaka

1974年生まれ。ライター、物語評論家、マンガ原作者。〈ゲンロン ひらめき☆マンガ教室〉主任講師。著書に『僕たちのゲーム史』、『文学の読み方』(いずれも星海社新書)、『キャラの思考法』、『世界を物語として生きるために』(いずれも青土社)、『名探偵コナンと平成』(コア新書)、『ゲーム雑誌ガイドブック』(三才ブックス)など。編著に『マンガ家になる!』(ゲンロン、西島大介との共編)、マンガ原作に『キューティーミューティー』、『永守くんが一途すぎて困る。』(いずれもLINEコミックス、作画・ふみふみこ)がある。「コミックブリッジ」で『ヘルマンさんかく語りき』(作画:倉田三ノ路)を連載中。

大山顕 OHYAMA Ken

フォトグラファー/ライター。1972年11月3日生まれ。1998年千葉大学工学部修了。研究テーマは工場構造物のコンバージョン提案。工業地域を遊び場としてきた生い立ちがこの論文に結実。卒業後松下電器株式会社(現Panasonic)に入社。シンクタンク部門に10年間勤めた後、フォトグラファーとして独立。出版、イベント主催などを行っている。
主な著書に『工場萌え』『団地の見究』(共に東京書籍)『ジャンクション』(メディアファクトリー)、『ショッピングモールから考える——ユートピア・バックヤード・未来都市』(東浩紀との共著、幻冬舎新書)『新写真論 スマホと顔』(ゲンロン)。

小泉悠 Yu Koizumi

東京大学先端科学技術研究センター准教授。専門はロシアの軍事・安全保障政策。早稲田大学大学院政治学研究科(修士課程)修了後、民間企業勤務、外務省国際情報統括官組織専門分析員、ロシア科学アカデミー世界経済国際関係研究所客員研究員、公益財団法人未来工学研究所研究員などを経て現職。主著に『「帝国」ロシアの地政学』(東京堂出版)、『現代ロシアの軍事戦略』、『ウクライナ戦争』(ともにちくま新書)、『終わらない戦争』(文春新書)などがある。『「帝国」ロシアの地政学』が第41回サントリー学芸賞を受賞。

速水健朗 Kenro Hayamizu

フリーランス編集者・ライター。1973年生。主な分野は、文化全般、本や都市、メディア史など。近著『1973年に生まれて 団塊ジュニア世代の半世紀』ほか、『ケータイ小説的。——“再ヤンキー化”時代の少女たち』(原書房)、『ラーメンと愛国』(講談社現代新書)、『1995年』(ちくま新書)、『フード左翼とフード右翼』(朝日新書)、『東京β』(筑摩書房)、『東京どこに住む?』(朝日新書)など。
ポッドキャスト「これはニュースではない」配信中。

辻田真佐憲 Masanori Tsujita

1984年、大阪府生まれ。評論家・近現代史研究者。慶應義塾大学文学部卒業、同大学院文学研究科中退。政治と文化芸術の関係を主なテーマに、著述、調査、評論、レビュー、インタビューなどを幅広く手がけている。単著に『「戦前」の正体』(講談社現代新書)、『防衛省の研究』(朝日新書)、『超空気支配社会』『古関裕而の昭和史』『文部省の研究』(文春新書)、『天皇のお言葉』『大本営発表』(幻冬舎新書)、『空気の検閲』(光文社新書)、共著に『教養としての歴史問題』(東洋経済新報社)、『新プロパガンダ論』(ゲンロン)などがある。監修に『満洲帝国ビジュアル大全』(洋泉社)、『文藝春秋が見た戦争と日本人』(文藝春秋)など多数。軍事史学会正会員、日本文藝家協会会員。

東浩紀 Hiroki Azuma

1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。著書に『存在論的、郵便的』(第21回サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン』、『クォンタム・ファミリーズ』(第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』、『弱いつながり』(紀伊國屋じんぶん大賞2015)、『観光客の哲学』(第71回毎日出版文化賞)、『ゲンロン戦記』、『訂正可能性の哲学』など。

上田洋子 Yoko Ueda

撮影=Gottingham
1974年生まれ。ロシア文学者、ロシア語通訳・翻訳者。博士(文学)。ゲンロン代表。早稲田大学非常勤講師。2023年度日本ロシア文学会大賞受賞。著書に『ロシア宇宙主義』(共訳、河出書房新社、2024)、『プッシー・ライオットの革命』(監修、DU BOOKS、2018)、『歌舞伎と革命ロシア』(編著、森話社、2017)、『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド』(調査・監修、ゲンロン、2013)、『瞳孔の中 クルジジャノフスキイ作品集』(共訳、松籟社、2012)など。展示企画に「メイエルホリドの演劇と生涯:没後70年・復権55年」展(早稲田大学演劇博物館、2010)など。

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放送開始
2019/12/21 14:00
タイムシフト視聴終了
2019/12/28 23:59
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放送開始
2020/02/05 19:00
タイムシフト視聴終了
2020/02/12 23:59
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放送開始
2019/12/22 01:00
タイムシフト視聴終了
2019/12/29 18:00