カフェに
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一般 入場券3,000円
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学生 入場券2,500円
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友の会会員限定最前列席 入場券3,500円
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チャンネル会員無料
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一般500円
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チャンネル会員無料
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一般1,000円
本イベントは、ゲンロンカフェでの会場観覧、またはシラス・ニコニコ生放送のゲンロン完全中継チャンネルからインターネット配信でご覧いただけます。
会場での当日券販売も行います。ただし、新型コロナウイルス感染症予防のために座席の間隔を広く確保しており、ご準備できる座席数に限りがございます。おはやめにPeatixでご予約いただくようお願いをいたします。Peatixでのお申込みは、イベント当日の開始時刻まで可能です。
【イベント概要】
本年3月10日、映画『Winny』が公開されました。映画では、2002年にプログラマー・金子勇氏が開発したファイル共有ソフト「Winny」をめぐる事件と裁判が扱われています。
当時、金子氏が2ちゃんねるに無料公開したWinnyが悪用され、著作権侵害や情報漏洩が多発し社会問題になりました。実際に違法アップロードを繰り返した人々だけでなく、開発者の金子氏も著作権法違反幇助の容疑で逮捕されてしまいます。7年もの裁判の末無罪を勝ち取ったものの、金子氏は判決から一年半後に急逝されました。
Winny事件では、開発者にまで悪用の責任が追及されました。映画に出てくる台詞で言えば、「ナイフで人を刺した者だけでなく、そのナイフを作った者」まで罪に問われるようなものです。これは技術開発の自由と権利を脅かしかねない事件でした。
一方でこの事件が起こった背景の一つに、社会が新しい技術に対して抱く不安がありました。現在も生成系AIの開発停止を求める声が出ているように、技術開発の急速な進展は、ときに法律の整備や人々の常識を上回ってしまうことがあるのです。
このたびゲンロンカフェでは、映画公開を機にあらためてWinny事件を考えるイベントを開催します。
お招きするのは、実際に弁護を担当し、映画『Winny』の壇俊光役のモデルとなった壇俊光さん、金子勇氏とも親交のあったプログラマーの清水亮さん、同作に監修者として関わったシラス代表の桂大介さんです。
金子氏の生前を知る人は意外に少ないです。イベントでは、金子氏の技術開発の背景にあった当時のITをめぐる思想や技術的状況、Winnyが用いたP2P技術の価値、さらにはIT技術と社会・倫理の関係についてなど、さまざまな角度からWinnyとその事件についてお話しいただく予定です。そもそも、なぜ金子氏のような優秀な技術者が危険な賭けをするようになったのでしょうか。
IT技術が私たちの日々の生活に大きく影響を及ぼす昨今、ITに詳しい方だけではなく、技術と社会の関係に関心がある方にひろくご覧いただきたい注目イベントです。どうぞお見逃しなく!
壇俊光 Toshimitsu Dan
大阪弁護士会所属 北尻総合法律事務所
サイバー法を中心に幅広い分野で活躍中。
Winny事件では、弁護団事務局長を担当し弁護団の中心として活動した。
映画「Winny」では、三浦貴大が演じるもう一人の主人公のモデルとなった。
清水亮 Ryo Shimizu
新潟県長岡市生まれ。6歳の頃からプログラミングを始め、21歳より米Microsoftで上級エンジニアとした活動後、1999年にドワンゴに参画。2003年に独立し株式会社UEIを設立。2005年に独立行政法人IPAより天才プログラマーとして認定される。以後、10社の設立にかかわる。近年は深層学習を活用した人工知能の開発を専門に行い、2022年よりパーソナルAIサービスMemeplexを開始。著書として『よくわかる人工知能』(KADOKAWA)、『教養としての生成AI』(幻冬舎新書)、『検索から生成へ』(エムディエヌコーポレーション)など。
桂大介 Daisuke Katsura
1985年生まれ。早稲田大学在学中の2006年に株式会社リブセンスを共同創業し、2012年に東証一部へ上場。その後は寄付に関心を持ち、寄付プラットフォーム「SOLIO」や贈与コミュニティ「新しい贈与論」の運営を務める。2019年に株式会社ゲンロンと合同会社シラスを設立し、2022年から共同代表に就任。友の会会員。
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