カフェに
行く
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一般 入場券3,000円
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学生 入場券2,000円
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友の会会員限定最前列席 入場券3,500円
ネットで
見る
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チャンネル会員無料
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一般1,485円
ゲンロンカフェでの会場観覧、またはシラスチャンネル「ロシア語で旅する世界УРА!」からインターネット配信でご覧いただけます。
会場での当日券販売も行います。ただし、ご準備できる座席数に限りがございます。おはやめにPeatixでご予約いただくようお願いをいたします。Peatixでのお申込みは、イベント当日の開始時刻まで可能です。
【イベント概要】
「ロシア語で旅する世界УРА!」は、ニュースや文化情報をとおしてロシア語に触れる配信を行っているチャンネルです。
写真家の児玉浩宜さんをお迎えし、チャンネル初の現地観覧ありのトークイベントを行います。
児玉さんはロシアのウクライナへの全面侵攻が始まってすぐ、2022年の3月にウクライナを訪問。その後も定期的に同地を訪れ、戦時下に暮らす人びとを撮影しています。
わたしが児玉さんの活動を知ったのは、同年5月に公開された、オデッサの若者たちについての記事がきっかけでした。戒厳令下のオデッサで、外出禁止の時間ぎりぎりまでDJパーティーを行う若者たちに取材したその記事は、突然やってきた戦争に対して人びとが抱く思いが一様ではないことを如実に語っていました。
その後、ハルキウの広場に集まるスケーターたち、ベオグラードの亡命ロシア人スケーターコミュニティ、サラエヴォのグラフィティなど、正義や勝敗を声高に謳うのではない、ウクライナ戦争に隠れた人びとの日常を紹介し続けています。児玉さんは、ストリートの人びとに話を聞くために、自分でもスケートボードに乗り、コミュニティに入っていくのだそうです。
ロシアのウクライナへの全面侵攻が始まってまもなく3年が過ぎようとしているいま、ウクライナの取材を通して記録されてきたものはなにか、児玉さんに写真を見ながら語っていただきます。貴重な機会ですので、ぜひご来場、ご視聴ください。
チャンネル会員以外のかたももちろんご来場いただけます。
児玉浩宜 Hironori Kodama
1983年兵庫県生まれ。民放テレビ番組ディレクターを経てNHKに入局。報道カメラマンとして、ニュース番組やドキュメンタリーを制作。のちにフリーランスとして活動。香港民主化デモを撮影した写真集『NEW CITY』、『BLOCK CITY』を制作。2022年から2023年にかけてロシアのウクライナ侵攻を現地で取材。雑誌やWebメディアへの写真提供、執筆など行う。写真集『Notes in Ukraine』(イースト・プレス)を制作。
上田洋子 Yoko Ueda
撮影=Gottingham
1974年生まれ。ロシア文学者、ロシア語通訳・翻訳者。博士(文学)。ゲンロン代表。早稲田大学非常勤講師。2023年度日本ロシア文学会大賞受賞。著書に『ロシア宇宙主義』(共訳、河出書房新社、2024)、『プッシー・ライオットの革命』(監修、DU BOOKS、2018)、『歌舞伎と革命ロシア』(編著、森話社、2017)、『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド』(調査・監修、ゲンロン、2013)、『瞳孔の中 クルジジャノフスキイ作品集』(共訳、松籟社、2012)など。展示企画に「メイエルホリドの演劇と生涯:没後70年・復権55年」展(早稲田大学演劇博物館、2010)など。