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友の会会員限定最前列席 前売券2,600円
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【イベント概要】
今年、4月に『ソラリス』ハヤカワ文庫版、5月に未邦訳の短篇を集めた『短篇ベスト10』(国書刊行会)が刊行されたスタニスワフ・レム。
『泰平ヨンの未来学会議』を原作とする映画『コングレス未来学会議』も6月に日本公開されるなど注目を集める20世紀SFの巨匠、その作品の魅力、受容史、人物像について、『ソラリス』新訳版など多くのレム作品を手がける沼野充義さんをお招きし、お話しいただきます。
写真は1995年9月撮影。クラクフにて、レムとともに。
【イベント後記】
大森望 Nozomi Ohmori
1961年高知生まれ。書評家・SF翻訳家・SFアンソロジスト。〈ゲンロン 大森望 SF創作講座〉主任講師。著書に『21世紀SF1000』、『新編・SF翻訳講座』、《文学賞メッタ斬り!》シリーズ(豊崎由美と共著)、《読むのが怖い!》シリーズ(北上次郎と共著)など。アンソロジーに《NOVA 書き下ろし日本SFコレクション》、《不思議の扉》の各シリーズのほか、『星雲賞SF短編傑作選 てのひらの宇宙』など。訳書にコニー・ウィリス『ブラックアウト』『オール・クリア』など多数。2013年には『NOVA』が第34回日本SF大賞特別賞を受賞。
沼野充義 Mitsuyoshi Numano
1954年、東京生まれ。東京大学卒、ハーバード大学スラヴ語学文学科に学ぶ。ワルシャワ大学講師を経て、現在、東京大学教授。著書に『徹夜の塊 亡命文学論』(作品社)、『徹夜の塊 ユートピア文学論』(作品社)、『W文学の世紀へ』(五柳書院)、『ユートピアへの手紙』(河出書房新社)、『200X年文学の旅』(共著、作品社)、編著書に『東欧怪談集』(河出文庫)、『世界×現在×文学作家ファイル』(共著、国書刊行会)、『世界は文学でできている』(光文社)などがある。