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【イベント概要】
SNS上やニュースサイトで突如話題になったオンラインゲーム「艦隊これくしょん」。
その大ヒットの理由と、新たなコンテンツ論・キャラクター論の可能性について、『僕たちのゲーム史』『AKB商法とは何だったのか』などの作者・さやわかが語り尽くす!
ゲストは、ゲームクリエイターであり『ぷよぷよ』の開発者でもある米光一成と、「艦これ」愛には絶対の自信を持っている声優・中村桜!
制作者的な視点と女子的目線を加えることで、議論が白熱すること必至!!
「艦これ」は紛れもなく2013年を代表するコンテンツであり、ポップカルチャーにおける台風の目だ。
9月末時点でプレイヤー数は90万人を超え、2014年夏にはテレビアニメ化されるほか、PS Vitaへの移植も決まっている。pixivなどを利用した二次創作も盛んだし、Twitterなどでも、ぜかまし中破画像などを熱心に語る紳士がそこかしこに見られる。
そこにはゲーム、キャラクター、ソーシャルメディア、二次創作文化、擬人化など様々な要素が含まれており、これまでのポップカルチャー批評の視点からも重要な作品となる。
だが、そこに旧来のコンテンツと異なる可能性は秘められているのか?
アイドルマスター、ひぐらし、東方project、初音ミクといったゼロ年代を彩るコンテンツを超える何かが存在するのか!?
忽然と現れた艦娘たちの中にその真価を見出すことで、2010年代のカルチャー批評は今こそ新たな見地に到達する!
さやわか Sayawaka
1974年生まれ。ライター、物語評論家、マンガ原作者。〈ゲンロン ひらめき☆マンガ教室〉主任講師。著書に『僕たちのゲーム史』、『文学の読み方』(いずれも星海社新書)、『キャラの思考法』、『世界を物語として生きるために』(いずれも青土社)、『名探偵コナンと平成』(コア新書)、『ゲーム雑誌ガイドブック』(三才ブックス)など。編著に『マンガ家になる!』(ゲンロン、西島大介との共編)、マンガ原作に『キューティーミューティー』、『永守くんが一途すぎて困る。』(いずれもLINEコミックス、作画・ふみふみこ)がある。「コミックブリッジ」で『ヘルマンさんかく語りき』(作画:倉田三ノ路)を連載中。
米光一成 Kazunari Yonemitsu
ゲーム『ぷよぷよ』『トレジャーハンターG』『バロック』『一直線クエスト』『KingOfWands』などの企画監督脚本。立命館大学映像学部教授、宣伝会議編集ライター講座プロフェッショナルコース専任講師。ソニー銀行「人生通帳」や英語学習ソフトのインターフェイスアドバイザー等も務める。著作に『仕事が100倍楽しくなるプロジェクト攻略本』『誰でも作れる電子書籍』『自分だけにしか思いつかないアイデアを見つける方法』など。
中村桜 Sakura Nakamura
声優。マウスプロモーション所属。主な出演作に「ガールズ&パンツァー」(佐々木あけび役)、「ビビッドレッド・オペレーション」(一色ましろ役)などがある。特技はサバゲーとプラモデル。