読者工学論 物語を書く前に考える6つのこと第3回

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【イベント概要】

物語は「読者」なくして成立しない。
しかし、小説指南や創作術において、「読者」はマーケティング的な視点でざっくりとした集団として扱われることが多い。

読者——それは誰なのか? なにを好むのか? どこにいるのか? そもそも存在しているのか?
物語を読むとき、脳ではどういう反応が起きているのか? 身体は? 精神は? 見ている世界はどう変わるのか?

小説家、海猫沢めろんと新城カズマが、多彩なジャンルのゲストを迎え、6つのキーワードから「読者」を再定義していく。
物語を書きたい/深く読みたい方の参加をお待ちしています。

3回目の今回は、歌人の穂村弘氏をお迎えし、「創作者と読者の距離が近いジャンルとしての短歌」「自動生成される言葉と人間の言葉の差」「読むことと詠むことでなにが変わるか」などをお伺いいたします。

新城カズマ Kazuma Shinjo

生年不詳。作家、架空言語設計家、古書蒐集家。商業デビューは1991年『蓬莱学園の初恋!』(富士見書房)。『サマー/タイム/トラベラー』(全2巻、早 川書房)で第37回星雲賞受賞。他に『15×24(イチゴー・ニイヨン)』(全6巻、集英社スーパーダッシュ文庫)『物語工学論』(角川学芸出版) 『tokyo404(トーキョー・ヨンマルヨン)』(文藝春秋)等。「小説新潮」(新潮社)と「小説推理」(双葉社)両誌で業界初(?)の同時並行&相互 乗り入れ形式による大河歴史ロマン〈島津戦記/玩物双紙〉を連載、2014年9月に『島津戦記』単行本が刊行される。

穂村弘 Hiroshi Homura

1962年5月21日札幌生。上智大学文学部英文学科卒。
著書に歌集『シンジケート』『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』『ラインマーカーズ』、短歌入門書『短歌という爆弾』、エッセイ『世界音痴』、詩集『求愛瞳孔反射』、ショートストーリー集『車掌』など。
「ほむらひろし」名義での、絵本の翻訳も多数。

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