出版業界で働くために知っておきたい5つのこと──ライター・編集者養成教室by夜間飛行の就活特別編

【イベント概要】

出版社勤務時代に、何度か履歴書選考と第一次面接官を経験しました。数百枚の履歴書を読み、数十人の就職希望者の方と面接をして感じたのは、「もったいないなあ」ということでした。真剣に出版社に入社したいと考えている皆さんの多くは、オリジナリティのある発想はできるし、魅力的な文章も書けています。でも、いくつか決定的に「見えていない点」がある。もちろんそのこと自体は仕方がありません。まだ学生です。そうした点がまったくないほうが気持ちが悪い。ただ、問題なのは、その「見えていない点」がより少ない人に出版社の門が開くということです。

私はこの「ライター・編集者養成教室by夜間飛行 就活特別編」で、知りうる限りの「就活生の見えていない点」を指摘してしまいたいと思います。出版社はどのような履歴書を求めているのか、面接ではどのようなことを見られているのか・・・・・・すべてお伝えします。就活生の皆さんに、そうした点を事前に補強した上で、より高いレベルで、就活に臨んでいただきたいからです。

「編集者」という仕事はとても面白いです。休日も無しに、一日15時間も働く人がたくさんいます。それは基本的に楽しいからです。ただ一方で、紙の書籍・雑誌の売上は激減し、電子書籍の普及もスムーズにいかない。それも出版界の現実です。私は若い皆さんと一緒に、一刻も早くこうした現実を切り開き、より良いコンテンツを世界に発信していきたいと考えています。

本が好きな方、世間に伝えたいことがある方、人を楽しませたい方・・・・・・、
お待ちしております。