東洋の魔女から2020年へ

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「東洋の魔女」——その主要メンバーは日紡貝塚チーム、つまり「紡績女工」である。
当時の「女工」の共通の想いは塀に囲まれた工場からの脱却だった。経営者は「女工」の想いを理解を示しつつも、工場にとどまってもらいたくてバレーボールを導入した。だが、バレーボールの発展は、経営者の予想をはるかに超えていた。バレーボールは「女工」にひろく受け入れられて、高等教育を受ける女性を打ち負かす「武器」となった。そして、「東洋の魔女」は、バレーボールでヒロインになることで工場からの脱却をはかろうとした。その脱却の先に主婦という夢が描かれていた。その物語に国民は熱狂したのだった。
ひるがえって今の日本にこのような昇華の物語が残されているだろうか。社会的にネガティブな烙印を押された存在が東京オリンピックに想いを託して涙を流す瞬間があるだろうか。この50年でヒーローとヒロインの物語がどのように変容したかを指し示すことができればと思う。

新雅史 Masafumi Arata

1973年福岡県生まれ。東京大学人文社会系研究科博士課程(社会学)単位取得退学。専攻は産業社会学・スポーツ社会学。現在、学習院大学大学院ほかで非常勤講師を務める。著書に、初の単著にして2012年5月の刊行以来版を重ねている『商店街はなぜ滅びるのか——社会・政治・経済史から探る再生の道』(光文社新書)がある。ベストセラーとなった同書は、「新書大賞2013」7位にランクイン。最新刊は『「東洋の魔女」論』(イースト・プレス)。共著に『大震災後の社会学』(遠藤薫編著、講談社現代新書)、『現在知vol.1郊外その危機と再生』三浦展・藤村龍至編、(NHKブックス)、などがある。

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2013/10/17 19:00
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