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前売券15,750円
【イベント概要】
1986年4月に、福島第一原発事故と同じレベル7の事故を起こしたチェルノブイリ原子力発電所4号機。事故は深刻で、原発周囲はいまも無人のまま、廃炉もまだ始まっていません。
しかし、27年を経たいま、ウクライナ政府は国内外の一般市民に向けて事故跡地見学の門戸を開き始めています。
思想家の東浩紀、ジャーナリストの津田大介、社会学者の開沼博をはじめとする取材陣は、この春チェルノブイリを訪れ、「観光地化」するチェルノブイリ原発の実態を調査しました。取材成果は7月に『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β vol.4−1』(ゲンロン)という書籍としてまとめられ、新聞やネットで大きな反響を呼んでいます。
実際にこの書籍の読者のみなさんに現地に足を運んでいただきたいと、ゲンロンはJTBコーポレートセールスとともにキエフおよびチェルノブイリ見学ツアーを開発しました。チェルノブイリ原子力発電所敷地内見学のついた大変貴重なツアーです。キエフにて個人でツアーを手配しても、原発内見学は付随しません。チェルノブイリ本を出版したゲンロンならではのツアーコンテンツなのです。チェルノブイリ本で大きな反響のあった、国立チェルノブイリ博物館、ニガヨモギの星公園、廃墟の街プリピャチも訪問を予定しています。国立チェルノブイリ博物館では現在福島に関する展示を開催中で、今、福島が世界でどのように見られているのかを知る機会ともなるでしょう。
■事後ワークショップ
2013年12月14日(土)
13:30 – 14:30 上田洋子×東浩紀(ほかゲスト調整中)
「変わりゆくチェルノブイリ、変わりゆく福島」(仮)
15分休憩
14:40 – 15:40 意見交換会 1
15分休憩
15:50 – 17:00 意見交換会 2
★参加者には『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β vol.4−1』、11/15発売予定の『福島第一原発観光地化計画 思想地図β vol.4−2』各1冊をプレゼントいたします。
★登壇者は変更になる場合があります。予めご了承ください。
東浩紀 Hiroki Azuma
1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。著書に『存在論的、郵便的』(第21回サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン』、『クォンタム・ファミリーズ』(第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』、『弱いつながり』(紀伊國屋じんぶん大賞2015)、『観光客の哲学』(第71回毎日出版文化賞)、『ゲンロン戦記』、『訂正可能性の哲学』など。
上田洋子 Yoko Ueda
撮影=Gottingham
1974年生まれ。ロシア文学者、ロシア語通訳・翻訳者。博士(文学)。ゲンロン代表。早稲田大学非常勤講師。2023年度日本ロシア文学会大賞受賞。著書に『ロシア宇宙主義』(共訳、河出書房新社、2024)、『プッシー・ライオットの革命』(監修、DU BOOKS、2018)、『歌舞伎と革命ロシア』(編著、森話社、2017)、『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド』(調査・監修、ゲンロン、2013)、『瞳孔の中 クルジジャノフスキイ作品集』(共訳、松籟社、2012)など。展示企画に「メイエルホリドの演劇と生涯:没後70年・復権55年」展(早稲田大学演劇博物館、2010)など。
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