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【イベント概要】
血液内科を専門とし、被災者の内部被ばく検査を中心とした医療支援を行う医師・坪倉正治が、『「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか』の著者・開沼博と共に、放射能の真実を語る!
安全なのか? 危険なのか?
放射線被ばくによる健康被害は延々と話題にされてきたが、報道が実践的なリスクと対策をバランスよく伝えてきたとは言い難い。現場を知る医師だからこそわかる真相が、メディアの限界を超えてこの日明らかにされる。
南相馬市で医療支援に従事する坪倉は、現場でさまざまな問題を直視しながら、一般に開かれた情報発信によって、健康被害への不安に応答してきた。そこで見えてきた被災地の現在には、単純に数字では測れない社会的な側面も多く含まれている。
開沼は『福島第一原発観光地化計画』執筆者のひとりとして、福島復興と日本再生に向けたイメージを提示している。別の局面で現実に立ち向かってきた坪倉と開沼が、それぞれ自分の目で見てきた「被災地の現在」は交差するのか。そして、福島第一原発観光地化計画は福島の未来をどう変えることができるのか。
『福島第一原発観光地化計画』刊行を記念して、もう一度現実を見直してみよう。
開沼博 Hiroshi Kainuma
1984年福島県いわき市生まれ。福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特任研究員。東京大学文学部卒。同大学院学際情報学府修士課程修了。現在、同博士課程在籍。専攻は社会学。著書に『フクシマの正義「日本の変わらなさ」との闘い』(幻冬舎)『「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか』(青土社)『地方の論理 フクシマから考える日本の未来』(同、佐藤栄佐久氏との共著)『「原発避難」論 避難の実像からセカンドタウン、故郷再生まで』(明石書店、編著)など。学術誌の他、「文藝春秋」「AERA」などの媒体にルポ・評論・書評などを執筆。第65回毎日出版文化賞人文・社会部門、第32回エネルギーフォーラム賞特別賞。
坪倉正治 Masaharu Tsubokura
2006年3月に東京大学医学部を卒業した後、同年4月から医療法人鉄蕉会亀田総合病院で研修医となる。2008年4月に帝京大学ちば総合医療センターの第三内科に助手として勤務。2010年4月には、都立駒込病院血液内科の医員。本年4月から、東京大学医科学研究所先端医療社会コミュニケーションシステム社会連携研究部門に移り研究員として勤務。東日本大震災発生以降、毎週月~水は浜通りに出向き、南相馬市立総合病院を拠点に主にホールボディーカウンターを用いた内部被ばく検査を中心とする医療支援に従事している。血液内科を専門とすることから、放射線による内部被ばくを心配する被災者の相談にも対応している。