福島第一原発観光地化計画の哲学#3ダークツーリズムが被災地をつなぐ

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【イベント概要】

2012年に発足し、昨年11月には書籍が刊行された『福島第一原発観光地化計画』。賛否両論、毀誉褒貶を巻き起こす本計画に、研究会委員たちはいかなる意図で参加し、どのようなメッセージを込めたのか。座長・東浩紀が聞き手となり、研究会委員にロングインタビューを敢行する。

第3弾は観光学者の井出明が登場。社会情報学出身という異色の経歴を持つ井出は、どのようにダークツーリズムと出会ったのか。3.11の被災地で、どのような展開が可能なのか。日本における修学旅行の意外な歴史、そして問題点とは?

ツーリストによる文脈の再発見が、ばらばらになった被災地をつなぐ。

広島、長崎、水俣、大牟田……。日本のおける第一人者が多彩な実例を交えながら語る、ダークツーリズムの秘められた可能性。

 

こちらのインタビューの模様はゲンロン通信 #15に掲載されております。ぜひお買い求めください。

http://genron-tomonokai.tumblr.com/post/104245937755/15

井出明 Akira Ide

追手門学院大学経営学部准教授。京都大学大学院情報学研究科博士後期課程指導認定退学。博士(情報学)。阪神・淡路大震災の復興の経験に基づき、東日本大震災の復興について観光面から論考を発表し続けている。方法論としては、「あえて地域の悲しみのを跡をたどる」というダークツーリズムの展開を提唱し、大きな注目を集めた。フィールド調査を重視しており、スマトラ島沖地震における津波被害からの復興や、ヨーロッパにおける第二次大戦の悲しみの継承手法など、世界中のダークツーリズムの事例に精通している。福島第一原発観光地化計画のコアメンバーでもあり、『ゲンロン』で「ダークツーリズム入門」を連載中。

東浩紀 Hiroki Azuma

1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。著書に『存在論的、郵便的』(第21回サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン』、『クォンタム・ファミリーズ』(第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』、『弱いつながり』(紀伊國屋じんぶん大賞2015)、『観光客の哲学』(第71回毎日出版文化賞)、『ゲンロン戦記』、『訂正可能性の哲学』など。

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放送開始
2014/07/03 00:00
タイムシフト視聴終了