宮沢章夫の「80年代地下文化論」講義補講

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【イベント概要】

2006年に刊行され、80年代日本文化論の決定版として高く評価された書籍『80年代地下文化論』。
この本の元となった東京大学で行われていた講義の10年ぶりとなる補講を、場所をゲンロンカフェに移して初開講。
去年夏放送されたNHK「ニッポン戦後サブカルチャー史」の講師も大好評だった宮沢章夫が、2015年から新たに80年代を考える。
ピテカントロプス・エレクトス、西武セゾン文化、YMO、おたく(オタク)、チェルノブイリ、岡崎京子……
宮沢章夫が語るもうひとつの80年代。現在の「日本」の光と陰の萌芽はすべてここにあった……

「80年代東京地下文化史」講義要項

「80年代と呼ばれる時代があった。それはいま、「オタク」という切り口で、あるいは、「経済のバブル化」という現象で解釈され現在と接続しようと試みられることはしばしばある。けれど、また異なる視点から顧みるとき、現在をより奥行きのある方法で理解することになるのではないか。
たとえばそれは、「オシャレ」という言葉が奇妙な響きを持って出現した現代だ。その軽薄さは「バブル」という言葉によって単純化される傾向は強いが、あらためてその本質を見つめ直すべきではないか。単に、「オタク」だけの時代ではなかった。「バブル」だけで語ることも理解を浅くする。音楽、演劇、美術など、さまざまな見地から「トーキョー」の「80年代文化」を再検証し、それが現在のなにと結びつき、新たに再生産されているか、いま目にする現象の背後にどんな可能性が潜んでいるかを探る試みだ。
あえて、「アンダーグラウンド」という古めかしい言葉を選んだのには理由がある。かつて原宿の「地下」に、「ピテカントロプス・エレクトス」という、その時代の言葉でいうなら、きわめて「オシャレ」な「クラブ」があった。80年代の半ばだ。クラブカルチャーが大衆化する以前、そこには、ある特別な、密室性の高い文化があった。これはその地下から生成し、そして地上へと派生していった80年代の「裏文化史」である。
宮沢章夫(2005年開講の東京大学「80年代東京地下文化史講義要項」より)

 

【イベント後記】

宮沢章夫 Akio Miyazawa

劇作家・演出家・作家。1956年12月9日生まれ。80年代半ば、竹中直人、いとうせいこうらとともに、「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」を開始。その作・演出をすべて手がける。90年、作品ごとに俳優を集めて上演するスタイルの劇団「遊園地再生事業団」の活動を開始し、『ヒネミ』(92年)で、第37回岸田國士戯曲賞受賞。2005~2013年まで、早稲田大学文学学術院文化構想学部教授も務める。主な著書に『時間のかかる読書』(河出書房新社、2010年伊藤整賞受賞)、『NHKニッポン戦後サブカルチャー史』、『東京大学「80年代地下文化論」講義 決定版』などがある。

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放送開始
2015/12/03 18:00
タイムシフト視聴終了
2015/12/10 18:00
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2015/09/01 00:00
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放送開始
2015/02/20 19:00
タイムシフト視聴終了
2015/02/27 18:00