1961年高知生まれ。書評家・SF翻訳家・SFアンソロジスト。〈ゲンロン 大森望 SF創作講座〉主任講師。著書に『21世紀SF1000』、『新編・SF翻訳講座』、《文学賞メッタ斬り！》シリーズ（豊崎由美と共著）、《読むのが怖い！》シリーズ（北上次郎と共著）など。アンソロジーに《NOVA 書き下ろし日本SFコレクション》、《不思議の扉》の各シリーズのほか、『星雲賞SF短編傑作選 てのひらの宇宙』など。訳書にコニー・ウィリス『ブラックアウト』『オール・クリア』など多数。2013年には『NOVA』が第34回日本SF大賞特別賞を受賞。

1984年生、作家。代表作に『夜を聴く者』『惜日のアリス』（河出書房新社）、『モノクロの君に恋をする』（新潮社）、『ビューティフル・ソウル――終わる世界に響く唄――』（講談社）、『TYPE-MOONの軌跡』（星海社）。

1991年10月20日生まれ。熊本県出身。2012年、〆切1分前にメールですべり込み応募した講談社主催のアイドルオーディション『ミスiD（アイドル）2013』で、準グランプリにあたる「ミスiD」（5名）に選出され、アイドル・デビュー。読書と制服が好きという趣味を生かし、書評やエッセイも執筆する「文芸アイドル」。
2013年5月25日付朝日新聞夕刊の記事『みんなアイドル 飽和の市場、新たな個性探す』で、登校拒否の経験を持つ元引きこもりのアイドルとして取材を受け、談話とともに1面に写真が掲載されて話題に。
好きな作家はP・K・ディック。好きな漫画家は吾妻ひでお。オーディション時の応援掲示板では、自慢の吾妻ひでおレア本コレクションや、愛読書だというフィリップ・Ｋ・ディック『高い城の男』、津原泰水『11 eleven』、大森望責任編集『NOVA2』などを手にした自撮り写真を公開し、SFファンの熱い注目を浴びた。第52回日本SF大会こいこんではトーク企画「アイドルと真剣にSFを語る」に出演。『小説野性時代』2013年8月号の筒井康隆特集などにも寄稿している。
現在、雑誌『サイゾー』にコラム「西田藍のアイドル的”制服”偏愛論」を連載、『ダ・ヴィンチ』の書評ページ「絶対読んで得する14冊 7人のブックウォッチャー」のメンバーとして毎月2冊の新刊を紹介している。