カフェに
行く
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友の会会員限定最前列席 前売券2,600円
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友の会会員 前売券2,100円
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友の会会員 当日券2,600円
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一般 前売券2,600円
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一般 当日券3,100円
ネットで
見る
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チャンネル会員無料
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一般500円
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チャンネル会員無料
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一般1,000円
【イベント概要】
美少女ゲーム/ヴィジュアルノベルは、二〇一〇年代の早い時期から確実に衰退している――『ゲンロン8』に掲載されたランディ・アウ「日本国外のヴィジュアルノベル」はこう書き出されている。その衰退に反比例し、海外でヴィジュアルノベルが独自の進化を遂げているというその内容は、多くの読者に衝撃を与えた。
その論考を受け、ヴィジュアルノベルを再考するイベントがゲンロンカフェに登場!果たして日本国内のヴィジュアルノベルは、本当に衰退しているのか。『Fate/ Grand Order』の未曾有のヒットに代表されるように、2010年代はかつて「オタク的」と呼ばれていた想像力が、スマホとともに急速に大衆化していった時代だった。その現在から振り返った時、「美少女ゲーム」と呼ばれていたものの核心はどこにあり、そして今なおヴィジュアルノベルにしか不可能な表現は存在するのか。なにより、ヴィジュアルノベルの未来はどこにあるのか――。
「日本国外のヴィジュアルノベル」の訳者であり『TYPE-MOONの軌跡』の著者でもある坂上秋成氏をホストに、小説家の海猫沢めろん氏、現役シナリオライターのLEGIOん氏をお迎えしてお送りする、必見のヴィジュアルノベルイベント!
【登壇者からのコメント】
▼ 海猫沢めろんさんからコメントが届きました!
みなさん平成最後の夏、いかがお過ごしでしたか?
ぼくは妻子を実家におくりかえし、クーラーのきいた部屋でひとりサマポケをやっていました。俺の生きる空間はエロゲ空間しかない。そんな気分で日々生きています。泣いてます。なぜ俺の人生はエロゲじゃないんだろう?
あ、そうかこっちのほうが現実と呼ばれるフィクションなんだ。エロゲ空間が俺の本体なんだな。俺がエロゲなんだな。すべてのエロゲをTPPとかよくわかんないなにかから救済すべきだな。そんなことを再確認しました。というわけでみなさん、当日は一緒に現実逃避しましょう。俺は現実を見ない。エロゲこそ現実だから。エロゲ・イズ・リアル。ステイ・フーリッシュ。ウイ・アー・ザ・ワールド。
【イベント後記】
当日のtweetのまとめはこちら!
海猫沢めろん Melon Uminekozawa
1975年生まれ。文筆家。『左巻キ式ラストリゾート』でデビュー。『愛についての感じ』(第33回野間文芸新人賞候補)、『キッズファイヤー・ドットコム』(第39回野間文芸新人賞候補。第59回熊日文学賞受賞)ほか。TBSラジオ文化系トークラジオLifeクルー。
坂上秋成 Shusei Sakagami
1984年生、作家。主な著作に『ファルセットの時間』(筑摩書房)、『惜日のアリス』、『夜を聴く者』(いずれも河出書房新社)、『モノクロの君に恋をする』、『紫ノ宮沙霧のビブリオセラピー』(いずれも新潮文庫nex)、『ONE PIECE novel LAW』(集英社) など。小説以外の仕事として『TYPE-MOONの軌跡』、『Keyの軌跡』(いずれも星海社新書)。
ゲームシナリオの執筆も行い、主な作品に『ヘブンバーンズレッド』でのシナリオ協力、2024年発売予定の『オールインアビス イカサマサバキ』のシナリオライターなど。
LEGIOん legion
1978年生まれ。茨城県出身。シナリオライター。成人向けPCゲーム、いわゆるエロゲーのシナリオを主に執筆。代表作として『3days』『11eyes』『Liber_7』などがある。デビューより所属していたLass(有限会社ラズエル)を退職後、現在はフリー。近作はDMM GAMESのブランドから発売予定の『ソーサレス*アライヴ!』。