日本のブックデザイン史を記述する 1960-2020

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【イベント概要】

1996年をピークに縮小をつづけている出版産業。2018年の経済規模はついに最盛期の2分の1を割り込むことになりました。

一方で、新刊書籍の年間刊行点数は増加の一途をたどっています。その背景には、書籍流通をめぐる構造のねじれがあるのですが、ともあれ、刊行点数の増加にともない、ブックデザインは拡張と細分化を繰り返し、もはやシーン全体を俯瞰して捉えることは不可能に思えるほどです。

近代日本のブックデザインは、もともとが西洋から輸入されたスタイルを独自に発展させることで、豊かな書物の世界をつくる一端を担ってきました。たとえ出版産業が沈みかかっていようと、書店がつぎつぎ姿を消そうと、書物を愛し、心動かされる人が絶えることはありません。

「大きな物語としての歴史の消失」という表現が、もはやクリシェとなった現在にあって、しかしそれでも歴史を紡ぎ、アーカイブを豊かにしていくことでしか文化を耕すことができないのだとすれば、いま求められるのはともに話をするための土台なのではないでしょうか。

このイベントでは、現在のブックデザインシーンの最前線で活躍する川名潤さん、水戸部功さんをお招きし、両名の対話をベースに1960年代から現在までのブックデザイン史を記述することを試みます。それはブックデザインの継承と発展の文脈を浮かび上がらせることにもつながるでしょう。

企画:誠文堂新光社 アイデア編集部

 

【イベント後記】

 

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togetter

川名潤 Jun Kawana

1976年千葉県生まれ。プリグラフィックスを経て2017年川名潤装丁事務所設立。多数の書籍装丁,雑誌のエディトリアル・デザインを手がける。

水戸部功 Isao Mitobe

1979年生まれ。2002年多摩美術大学卒業。大学在学中より装幀の仕事を始め、現在に至る。2011年、第42回講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。最近の仕事に、古川日出男『とても短く長い歳月』、安藤礼二『大拙』、ナボコフ『淡い焰』など。

長田年伸 Toshinobu Nagata

1980年東京都生まれ。デザイナー/編集者。中央大学で中沢新一の薫陶を受け,春風社編集部を経て,朗文堂新宿私塾でタイポグラフィを学ぶ。日下潤一のアシスタントを務め2011年に独立。主な仕事に前橋重二『レオナルド・ダ・ヴィンチ』,橋本麻里『変り兜』(以上,新潮社),鈴木一誌『ブックデザイナー鈴木一誌の生活と意見』,『アイデア』No.379「ブックデザイナー鈴木一誌の仕事」(以上,誠文堂新光社)など。

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2019/02/07 19:00
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2019/02/14 18:00
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