カフェに
行く
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一般 入場券2,500円
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学生 入場券2,000円
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友の会会員限定最前列席 入場券3,000円
ネットで
見る
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チャンネル会員無料
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一般990円
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チャンネル会員無料
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一般500円
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チャンネル会員無料
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一般1,000円
番組冒頭はYoutubeからも無料で放送いたします。
https://youtube.com/live/BG27UdrE9N0
本イベントは、ゲンロンカフェでの会場観覧、またはシラス・ニコニコ生放送のゲンロン完全中継チャンネルからインターネット配信でご覧いただけます。
放送開始から4時間30分を超えてイベントが続いた場合、ニコ生では配信を終了しますが、シラスでは有料で延長配信をおこないます。
シラスのシステム上、延長部分のみの購入はできません。延長部分のご視聴をされたい方は、あらかじめシラスで番組本編をご購入ください。
【イベント概要】
戦争は建築を変容させる。今世紀に入ってからも、9.11の世界貿易センタービル崩壊、アフガン空爆やイラク戦争、そしてロシアのウクライナ侵攻による都市の破壊など、圧倒的な暴力によって建築や都市が様変わりするのを目の当たりにしてきた。
しかし同時に建築は、悲劇を記録する博物館やモニュメント、慰霊や追悼の施設を通じて、戦争を物語り、戦争に抗う存在でもある。この度ゲンロンカフェでは建築史・建築批評家の五十嵐太郎氏、建築史家の長谷川香氏、近現代史研究者の辻田真佐憲氏をお招きし、戦争と建築や都市の関わりについて考えていく。
五十嵐氏には昨年増補版を刊行した『戦争と建築』の内容ほか、戦争を背景にしてさまざまな建築家の仕事についても取り上げてもらう。戦時下では大東亜の建築を構想し、戦後は広島平和記念資料館をはじめ世界的な建築家となった丹下健三。その丹下の研究室に在籍し、戦後の焦土を原風景としてモダニズム以降の建築界を牽引しながら、理論家としても大きな足跡を残して昨年末に亡くなった磯崎新。近年では、建築的な手法を用いるイギリスの調査機関「フォレンジック・アーキテクチャー」の活動などが挙げられる予定だ。
国家と天皇の関係から、軍事儀礼が催される軍都としての東京を読み解いた『近代天皇制と東京』で知られる長谷川氏には、戦捷祝賀や慰霊の空間、戦後に残る軍用地や遺構など、儀礼や記憶の問題から都市と戦争の関連についてプレゼンをいただく。多角的な視点で戦争と社会のあり方を考察する辻田氏の司会のもと、濃密な議論が広がること間違いなし。絶対にお見逃しなく!
五十嵐太郎『増補版 戦争と建築』(晶文社)
五十嵐太郎 Taro Igarashi
1967年パリ生まれ。建築史・建築批評家。1992年東京大学大学院修士課程修了。博士(工学)。現在、東北大学大学院教授。あいちトリエンナーレ2013芸術監督、第11回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展日本館コミッショナーを務める。芸術選奨新人賞。『日本建築入門』(筑摩書房)、『被災地を歩きながら考えたこと』(みすず書房)、 『モダニズム崩壊後の建築』(青土社)、『現代建築宣言文集』(共編著、彰国社)ほか著書多数。
長谷川香 Kaori Hasegawa
1985年東京生まれ。東京大学工学部建築学科卒業、同大学院博士課程修了。博士(工学)。一級建築士。文化庁国立近現代建築資料館研究補佐員、東京理科大学理工学部建築学科助教を経て、現在、東京藝術大学美術学部建築科講師。著書に『近代天皇制と東京』(東京大学出版会、2020年6月)。
辻田真佐憲 Masanori Tsujita
1984年、大阪府生まれ。評論家・近現代史研究者。慶應義塾大学文学部卒業、同大学院文学研究科中退。政治と文化芸術の関係を主なテーマに、著述、調査、評論、レビュー、インタビューなどを幅広く手がけている。単著に『「戦前」の正体』(講談社現代新書)、『防衛省の研究』(朝日新書)、『超空気支配社会』『古関裕而の昭和史』『文部省の研究』(文春新書)、『天皇のお言葉』『大本営発表』(幻冬舎新書)、『空気の検閲』(光文社新書)、共著に『教養としての歴史問題』(東洋経済新報社)、『新プロパガンダ論』(ゲンロン)などがある。監修に『満洲帝国ビジュアル大全』(洋泉社)、『文藝春秋が見た戦争と日本人』(文藝春秋)など多数。軍事史学会正会員、日本文藝家協会会員。
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