カフェに
行く
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一般 入場券3,000円
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学生 入場券2,500円
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友の会会員限定最前列席 入場券3,500円
ネットで
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チャンネル会員無料
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一般1,485円
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チャンネル会員無料
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一般750円
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チャンネル会員無料
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一般1,500円
本イベントは、ゲンロンカフェでの会場観覧、またはシラス・ニコニコ生放送のゲンロン完全中継チャンネルからインターネット配信でご覧いただけます。
会場での当日券販売も行います。ただし、ご準備できる座席数に限りがございます。おはやめにPeatixでご予約いただくようお願いをいたします。Peatixでのお申込みは、イベント当日の開始時刻まで可能です。
【イベント概要】
政治学者で「鉄学者」の原武史さんに、約3年ぶりにご登壇いただきます! 今回のトピックは高速鉄道。さらに舞台を日本にかぎらず中国からアジア、さらに欧州まで広げます。ゲンロンカフェで数々の沿線に宿る思想を読み解いてきた原さんは、いま世界に広がる高速鉄道をどう見ているのでしょうか? 中国の高速鉄道と新幹線の思想的なちがいは、どこに表れてくるのでしょうか?
対談のお相手となるのは、ジャーナリストの吉岡桂子さん。新幹線の輸出をめぐる日中の駆け引きをはじめとして、30年近くにわたって中国をウォッチしてきた大の中国通です。と同時に、もともと「乗り鉄」でもあるのだそう。乗車体験をとおして、高速鉄道など鉄道を建設中のアジア各国のリアルや本音を深掘りした取材の成果は、2023年7月に出版された『鉄道と愛国 中国・アジア3万キロを列車で旅して考えた』(岩波書店)にまとめられています。
吉岡さんは現在ハンガリーを拠点に欧州から中国やアジアを観察中。そこでトラムの魅力も再発見したとお聞きしました。原さんも、新しいタイプの路面電車として2023年8月に開業した宇都宮LRTを取材されています。高速鉄道と比較することで、路面電車や在来線についても見方が変わるかもしれません。
そして、外せない話題は鉄道の記憶。吉岡さんの著書でも、中国の「一帯一路」構想が戦前の日本の「大東亜縦貫鉄道」に重なることや、かつては「死の鉄道」と呼ばれた泰緬鉄道の観光地化について論じられています。
そもそも新幹線のルーツも、旧満洲国を走っていた特急「あじあ」にあるといわれます。おふたりは日中文化交流協会の活動で、旧満洲のエリアを視察したことがあるそうです。瀋陽の鉄道博物館は、まさにその「あじあ」が展示されている場所でもあります。鉄道はなにを記憶しているのか、わたしたちはそこからなにを学ぶべきなのか──。
かつて、鉄道は支配の道具にもなりました。21世紀の高速鉄道は、世界をつなぎ直すことができるのでしょうか? 鉄道の過去から未来までを駆け抜けます。
吉岡桂子 Keiko Yoshioka
1964年岡山県生まれ。ジャーナリスト。現在、朝日新聞を休職し、ブダペスト・コルヴィヌス大学客員研究員として欧州から中国・アジアを観察中。主な著書に『鉄道と愛国 中国・アジア3万キロを列車で旅して考えた』(岩波書店)、『人民元の興亡 毛沢東・鄧小平・習近平が見た夢』(小学館)、『問答有用 中国改革派19人に聞く』(岩波書店)、『愛国経済 中国の全球化』(朝日新聞出版)など。
原武史 Takeshi Hara
1962年、東京都生まれ。日本経済新聞社会部記者として、昭和末期に宮内庁詰めとなる。1992年、東京大学大学院博士課程中退。現在、明治学院大学名誉教授。著書に、『「民都」大阪対「帝都」東京』(サントリー学芸賞)、『大正天皇』(毎日出版文化賞)、『滝山コミューン一九七四』(講談社ノンフィクション賞)、『昭和天皇』(司馬遼太郎賞)、『皇后考』、『〈女帝〉の日本史』など。最新刊は『戦後政治と温泉』(中央公論新社)。
國安孝具 Takatomo Kuniyasu
1990年、茨城県生まれ。2024年、東京工業大学環境・社会理工学院建築学系の博士後期課程を単位取得満期退学し、株式会社ゲンロンに入社。担当業務はイベント企画、編集補助など。
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