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一般 入場券3,000円
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学生 入場券2,500円
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友の会会員限定最前列席 入場券3,500円
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チャンネル会員無料
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一般1,485円
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チャンネル会員無料
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一般1,500円
本イベントは、ゲンロンカフェでの会場観覧、またはシラス・ニコニコ生放送のゲンロン完全中継チャンネルからインターネット配信でご覧いただけます。
会場での当日券販売も行います。ただし、ご準備できる座席数に限りがございます。おはやめにPeatixでご予約いただくようお願いをいたします。Peatixでのお申込みは、イベント当日の開始時刻まで可能です。
【イベント概要】
このたびゲンロンカフェでは、『在日米軍基地 米軍と国連軍、「2つの顔」の80年史』(中公新書)を刊行された川名晋史さんと、『オホーツク核要塞 歴史と衛星画像で読み解くロシアの極東軍事戦略』 (朝日新書)を刊行された小泉悠さんをお招きして、ダブル刊行記念イベントを開催いたします。
川名さんの新著は、日本がいかにして基地大国となったのか、その裏にある「国連軍」の実態から迫る著作です。一方、小泉さんの新著は、極東で展開されてきたロシアの核戦略を、半世紀前にまで遡り詳細に紐解いた著作。ともに日本が直面する安全保障上の課題に迫った、重要な問題提起となっています。
本イベントでは、アメリカとロシアの極東軍事戦略の歴史を中心に、「平和国家」日本が置かれた複雑な条件について議論します。長いあいだ超大国に挟まれ、いまだ外国基地に駐屯され続けている日本は、地域の平和のためになにができるのか。そして中国の急速な台頭のなか、オホーツク核要塞ならぬ「東アジア核要塞」が生まれる懸念はどれほどあるのか。第一線の研究者が議論を戦わせます。
川名さんと小泉さんのおふたりは、なんと大学院生時代のバイト仲間だったとのこと。そんな関係ならではの、ざっくばらんで率直な議論もあるかもしれません。ご期待ください!
川名晋史『在日米軍基地 米軍と国連軍、「2つの顔」の80年史』(中公新書)
小泉悠『オホーツク核要塞 歴史と衛星画像で読み解くロシアの極東軍事戦略』 (朝日新書)
川名晋史 Shinji Kawana
1979年北海道生まれ.東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授.専門は,米国の海外基地政策.博士(国際政治学).青山学院大学大学院国際政治経済学研究科博士後期課程修了.著書『基地の政治学──戦後米国の海外基地拡大政策の起源』(白桃書房,2012年,佐伯喜一賞),『基地の消長 1968-1973──日本本土の米軍基地「撤退」政策』(勁草書房,2020年,猪木正道賞特別賞),『基地はなぜ沖縄でなければいけないのか』(筑摩書房,2022年).編著『共振する国際政治学と地域研究──基地,紛争,秩序』(勁草書房,2019年,手島精一記念研究賞),『世界の基地問題と沖縄』(明石書店,2022年)ほか.
小泉悠 Yu Koizumi
東京大学先端科学技術研究センター准教授。専門はロシアの軍事・安全保障政策。早稲田大学大学院政治学研究科(修士課程)修了後、民間企業勤務、外務省国際情報統括官組織専門分析員、ロシア科学アカデミー世界経済国際関係研究所客員研究員、公益財団法人未来工学研究所研究員などを経て現職。主著に『「帝国」ロシアの地政学』(東京堂出版)、『現代ロシアの軍事戦略』、『ウクライナ戦争』(ともにちくま新書)、『終わらない戦争』(文春新書)などがある。『「帝国」ロシアの地政学』が第41回サントリー学芸賞を受賞。