本イベントは、ゲンロンカフェでの会場観覧、またはシラス・ニコニコ生放送のゲンロン完全中継チャンネルからインターネット配信でご覧いただけます。

会場での当日券販売も行います。ただし、ご準備できる座席数に限りがございます。おはやめにPeatixでご予約いただくようお願いをいたします。Peatixでのお申込みは、イベント当日の開始時刻まで可能です。

【イベント概要】

帰ってきた「さやわか式☆現代文化論」！　コラムニストのブルボン小林さんと、物語評論家のさやわかさんの対談イベントを行います。

本イベントは「ブルボン小林さんとゲームの話がしたい！」というさやわかさんのラブコールにより実現。さやわかさんからは本イベントに向けた熱いメッセージもいただきました。カルチャーに幅広く精通し、語り続けるおふたりにとって「ゲーム」とはなんなのか？　いま本当に面白いゲームとは？　ゲームから、現代のカルチャーや社会がどう見えてくるのか？

ゲンロンカフェならではの濃密さでお届けする「シン・ゲーム論」！　ご期待ください！

【さやわかさんからのメッセージ】

ブルボン小林さんは『ゲームホニャララ』そして『ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ』などで、鋭い感性のゲーム評を数多く書かれています。サブカルチャー評論が、とかくジャンル内部の論者がジャンル内部のファンに語りかけがちな中で、ブルボン小林さんの書きっぷりは、僕にとって理想的なものでした。それは、僕たちにとってゲームとは何か、カルチャーとは何か、現代とは何か、僕たちの感じ方とは何かなどを、ソフトに、でもしっかりと考えさせてくれるものだったのです。

だから僕は、前々からブルボン小林さんとはゲームについてお話ししたいと思ってきましたが、ゲームの状況もどんどん変わっていく中で、なかなか機会にめぐまれませんでした。しかしつい去年くらいから、状況は変わってきたように思います。『8番出口』や『ファミレスを享受せよ』みたいなインディーゲームをひとつの核とした個性的なタイトルの充実。GAME PASSを擁するマイクロソフトをはじめとした各社コンソール、PC、スマホなどのプラットフォームの広がり。そしてネット対応ゲームや動画実況などによるゲームの楽しみ方の発展。あるいは、シリアスゲームやAAA級タイトルが進める社会との接点も見逃せません。

このような、ゲームの新しいビッグバンというか、カンブリア爆発というか、あふれかえるような多様性がはじまっている今こそ、独自の眼でゲームを語られるブルボン小林さんとお話しすべきチャンスなのだと思います。ぜひ、昔のゲームから今のゲームまで、「どこにもないゲーム語り」をしてみたいです。（さやわか）