「わかんない」が「おもしろい」!──五味太郎と絵本の50年【『ゲンロン17』刊行記念】

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本イベントは、ゲンロンカフェでの会場観覧、またはシラスのゲンロン完全中継チャンネルからインターネット配信でご覧いただけます。

残席がある場合、会場での当日券販売も行います。ただし、ご準備できる座席数に限りがございます。おはやめにPeatixでご予約いただくようお願いをいたします。Peatixでのお申込みは、イベント当日の開始時刻まで可能です。

【イベント概要】

五味太郎さんがゲンロンカフェに初めて登壇します!
五味さんは作家デビュー50周年、これまで400以上の絵本を描き続けてきた、言わずと知れた絵本界のレジェンドです。聞き手を務めるのはメディア研究者で記号学者の阿部卓也さん。
阿部さんは、まさにイベント当日の10月4日に発売となる『ゲンロン17』に、論考「絵本が登場するとき」を寄稿されています。戦後日本で絵本というメディアがどのように広がったのかを、1960 – 70年代の「絵本ブーム」を中心に分析したものです。
1973年デビューの五味さんはまさにその中心的な存在。しかし意外にも「絵本ブームなんて意識したことなかった」とご自身は語ります。
はたして絵本ブームは本当にあったのか。それから半世紀、なぜ絵本はこれほど読み継がれるメディアになったのか。そして誰もが最初に親しむ本でありながら、誰にとっても「わからない」存在であり続けているのはどうしてか。
熟練の実作者と気鋭の研究者が、絵本という「未知なるもの」について考え語ります。この貴重な機会をお見逃しなく!

五味太郎 Taro Gomi

1945年、東京都生まれ。桑沢デザイン研究所ID科卒業。
日本を代表する絵本作家のひとり。子どもから大人まで幅広いファンを持ち、絵本を中心に400冊を超える作品を発表。海外でも20カ国以上で翻訳・出版されている。主な作品に、『きんぎょがにげた』『かくしたのだあれ』『たべたのだあれ』(サンケイ児童出版文化賞)、『仔牛の春』(ボローニャ国際絵本原画展賞)、『さる・るるる』、『らくがき絵本』、エッセイ『ときどきの少年』(路傍の石文学賞)など。

阿部卓也 Takuya Abe

1978年生まれ。愛知淑徳大学准教授。メディア論研究者。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得満期退学。博士(学際情報学)。デザイナーとしても活動し、理論と実践の架橋に取り組んでいる。『杉浦康平と写植の時代』(慶應義塾大学出版会)で第77回毎日出版文化賞特別賞、第45回サントリー学芸賞を受賞、東京TDC賞2024入選。

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放送開始
2024/10/04 19:00
公開終了
2025/04/04 23:59
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放送開始
2024/10/04 19:00
タイムシフト視聴終了
2024/10/11 23:59