カフェに
行く
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一般 入場券3,000円
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学生 入場券2,500円
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友の会会員限定最前列席 入場券3,500円
ネットで
見る

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チャンネル会員無料
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一般1,485円

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チャンネル会員無料
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一般1,500円
また、ゲンロンカフェでの会場観覧もございます。残席がある場合には会場での当日券販売も行いますが、ご準備できる座席数に限りがございます。おはやめにPeatixでご予約いただくようお願いをいたします。Peatixでのお申込みは、イベント当日の開始時刻まで可能です。
【イベント概要】
2000年初頭に生まれ、ネットユーザーの多くが希望をみたインターネットの「祭り」。しかしその行き着いた先は、国内では昨年の兵庫県知事選、国外ではアメリカ大統領選に象徴されるように、陰謀論やカルトの隆盛でしかありませんでした。
そんな「祭り」に黎明期から付き合い続けてきたのが、いわゆる就職氷河期世代(1970年〜1983年生まれ)です。氷河期世代は経済的・社会的な困難を抱えている人も多く、とくに男性には昨今話題の「弱者男性」が集中しています。
今回のイベントでは、そんな就職氷河期世代の代表的論客である批評家の藤田直哉さん、陰謀論やスピリチュアルに詳しいライターの雨宮純さんをお迎えし、メディア論研究の山内萌さんを聞き手として、この四半世紀の「祭り」の歴史を振り返り、失われたインターネットの夢とその後についてお話しいただきます。
弱者男性と陰謀論に出口はあるのか? ますます混迷を極める現代に必聴のトークです。

藤田直哉 Naoya Fujita
1983年札幌生まれ。批評家、日本映画大学准教授。早稲田大学第一文学部卒業。東京工業大学大学院博士課程修了。博士(学術)。著書に『現代ネット政治=文化論』、『新海誠論』、『攻殻機動隊論』、『シン・ゴジラ論』、『虚構内存在──筒井康隆と〈新しい《生》の次元〉』(いずれも作品社)、『ゲームが教える世界の論点』(集英社新書)、『シン・エヴァンゲリオン論』(河出新書)、『娯楽としての炎上』(南雲堂)、『新世紀ゾンビ論』(筑摩書房)、共編著に『東日本大震災後文学論』(南雲堂)、『地域アート──美学/制度/日本』(堀之内出版)など。

雨宮純 Jun Amamiya
思春期にカルト宗教による事件が多発したことから、カルト集団に関心を持つ。オカルト検証好きが高じて理工系大学院を修了した後、自身が勧誘されたことをきっかけにマルチ商法集団について取材し執筆活動を開始。オカルト思想との関連から、陰謀論に関する執筆やデモ・集会の取材も多く行う。著書に『あなたを陰謀論者にする言葉』『危険だからこそ知っておくべきカルトマーケティング』、共著に『カルト・オカルト』『コンスピリチュアリティ入門』がある。

山内萌 Moe Yamauchi
1992年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。同大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(学術)。単著「『性教育』としてのティーン雑誌──1980年代の『ポップティーン』における性特集の分析」『メディア研究』104号(2024)、「性的自撮りにみる「見せる主体」としての女性」『現代風俗学研究』20号(2020)。共著『メディアと若者文化』(新泉社)。