カフェに
行く
-
一般 入場券3,000円
-
学生 入場券2,500円
-
友の会会員限定最前列席 入場券3,500円
ネットで
見る

-
チャンネル会員無料
-
一般1,485円

-
チャンネル会員無料
-
一般1,500円
本イベントは、ゲンロンカフェでの会場観覧、またはシラス・ニコニコ生放送のゲンロン完全中継チャンネルからインターネット配信でご覧いただけます。
会場での当日券販売も行います。ただし、ご準備できる座席数に限りがございます。おはやめにPeatixでご予約いただくようお願いをいたします。Peatixでのお申込みは、イベント当日の開始時刻まで可能です。
【イベント概要】
このたび、ゲンロンカフェでは、国際政治学者の川名晋史先生(大東文化大学教授)と軍事評論家の小泉悠先生(東京大学准教授)をお迎えし、前回の「軍事基地は平和をつくれるか?」に続くトークイベントを開催します。
前回のイベントでは、川名先生の著書『在日米軍基地』と小泉先生の『オホーツク核要塞』をもとに、米国とロシアの極東軍事戦略を中心に、日本の安全保障の複雑な現状を議論しました。
今回のイベントでは、再登場したトランプ政権の影響を受け、在日米軍の役割、台湾海峡での緊張、中国とロシアの連携強化、そして急速に進化するドローン技術とその倫理的課題について、さらに深掘りしていきます。特に、AI技術を活かした無人機(ドローン)の軍事利用は、戦争の遂行方法に大きな変革をもたらし、戦術や戦略に新たな選択肢を提供しています。その一方で、ドローンによる攻撃や監視が倫理的、法的にどのような問題を引き起こすのか、戦争の倫理や国際法との整合性が問われています。
川名先生は米国の基地政策を、小泉先生はロシア軍事戦略やAIを駆使したドローン技術の軍事利用について、倫理的側面を交えながら解説します。前回の議論を踏まえ、日本が直面する現実的な安全保障課題を共に考えます。

川名晋史 Shinji Kawana
1979年北海道生まれ.大東文化大学 法学部政治学科 教授。専門は、米国の海外基地政策。博士(国際政治学)。青山学院大学大学院国際政治経済学研究科博士後期課程修了。著書『基地の政治学──戦後米国の海外基地拡大政策の起源』(白桃書房、2012年、佐伯喜一賞)、『基地の消長 1968-1973──日本本土の米軍基地「撤退」政策』(勁草書房、2020年、猪木正道賞特別賞)、『基地はなぜ沖縄でなければいけないのか』(筑摩書房,2022年)。編著『共振する国際政治学と地域研究──基地,紛争,秩序』(勁草書房、2019年、手島精一記念研究賞)、『世界の基地問題と沖縄』(明石書店、2022年)『在日米軍基地ー米軍と国連軍、「2つの顔」の80年史』(中央公論社、2024年)ほか。

小泉悠 Yu Koizumi
東京大学先端科学技術研究センター准教授。専門はロシアの軍事・安全保障政策。早稲田大学大学院政治学研究科(修士課程)修了後、民間企業勤務、外務省国際情報統括官組織専門分析員、ロシア科学アカデミー世界経済国際関係研究所客員研究員、公益財団法人未来工学研究所研究員などを経て現職。主著に『「帝国」ロシアの地政学』(東京堂出版)、『現代ロシアの軍事戦略』、『ウクライナ戦争』(ともにちくま新書)、『終わらない戦争』(文春新書)などがある。『「帝国」ロシアの地政学』が第41回サントリー学芸賞を受賞。