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一般 入場券3,000円
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学生 入場券2,500円
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友の会会員限定最前列席 入場券3,500円
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チャンネル会員無料
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一般1,485円

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チャンネル会員無料
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一般1,500円
本イベントは、ゲンロンカフェでの会場観覧、またはシラス・ニコニコ生放送のゲンロン完全中継チャンネルからインターネット配信でご覧いただけます。
会場での当日券販売も行います。ただし、ご準備できる座席数に限りがございます。おはやめにPeatixでご予約いただくようお願いをいたします。Peatixでのお申込みは、イベント当日の開始時刻まで可能です。
【イベント概要】
アメリカがご専門の国際政治学者・三牧聖子さんとロシア文学者の上田洋子による新シリーズが始まります。
ことし1月にはじまった第二次トランプ政権。発足後、半年が経とうとする中、関税政策や移民政策、大学攻撃や領土拡張的な行動など、あらゆる側面で世界に混乱をもたらしてきました。
他方、トランプ大統領が掲げた無謀な目標には、達成されぬまますでに消えていったものもあります。DOGE(政府効率化省)を率いたイーロン・マスクは、当初は2兆ドルの支出削減を掲げたものの、さしたる支出削減もできず、むしろ既存の省庁を解体して多くの混乱を引き起こして政権を離れました。ウクライナとロシアの和平交渉ははじまったものの、戦争は止むことなく、ウクライナの「クモの巣作戦」やロシアによる大規模空襲など、むしろ激化しています。
そんななか、トランプ大統領とプーチン大統領の関係はつねに話題となってきました。アメリカとロシア、いわばヨーロッパの辺境の強大な国土を持つ大国は現在、帝国的野心をむき出しにして世界を撹乱しています。ふたつの大国はどこへむかうのか、国際社会はいかに振る舞えば振り回されずに済むのか。
現在のニュースを軸に、歴史や社会、文化の分析を混ぜながら、一層深い議論ができればと思います。どうぞご期待ください。(上田洋子)

三牧聖子 Seiko Mimaki
同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科准教授。アメリカ政治外交。著書に『戦争違法化運動の時代-「危機の20年」のアメリカ国際関係思想』(名古屋大学出版会)、『Z世代のアメリカ』(NHK出版新書) 、共訳・解説に『リベラリズムー失われた歴史と現在』(ヘレナ・ローゼンブラット著、青土社)、共著に『私たちが声を上げるときーアメリカを変えた10の問い』(集英社新書)など。Yahoo! JAPAN!『朝日新聞』コメンテーター、『朝日新聞』書評委員。

上田洋子 Yoko Ueda
撮影=Gottingham
1974年生まれ。ロシア文学者、ロシア語通訳・翻訳者。博士(文学)。ゲンロン代表。早稲田大学非常勤講師。2023年度日本ロシア文学会大賞受賞。著書に『ロシア宇宙主義』(共訳、河出書房新社、2024)、『プッシー・ライオットの革命』(監修、DU BOOKS、2018)、『歌舞伎と革命ロシア』(編著、森話社、2017)、『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド』(調査・監修、ゲンロン、2013)、『瞳孔の中 クルジジャノフスキイ作品集』(共訳、松籟社、2012)など。展示企画に「メイエルホリドの演劇と生涯:没後70年・復権55年」展(早稲田大学演劇博物館、2010)など。