カフェに
行く
-
友の会会員限定最前列席 前売券2,600円
-
友の会会員 前売券2,100円
-
友の会会員 当日券2,600円
-
一般 前売券2,600円
-
一般 当日券3,100円
ネットで
見る
-
レンタル(7日間)600円
-
チャンネル会員無料
-
一般500円
-
チャンネル会員無料
-
一般1,000円
【登壇者より】
いつまでたっても結婚しない独身男性に対する風当たりは強い。「引きこもり」「甲斐性なし」「コミュ障」「生身の女性を相手にできないオタク」。あげく「キモイ」と散々な言われようです。
人間は結婚することが当然であるという概念から脱却できないガラパゴスな人たちは、結婚しないソロ男たちを決して心から認めようとはしません。
市場も彼らを相手にしてきませんでした。頑固であまのじゃくで面倒くさい性格の彼らは、企業の広告や販促では動かしにくいとされてきたからです。
果たして本当でしょうか?
「消費は女性が作る」といわれ、どの世代も脚光を浴びる女性に比べて独身男性は今まで十分な調査も研究もされてきませんでした。
悪意に満ちた偏見と先入観で語られるソロ男を今回徹底分析。
彼らがソロ活動する理由は何か?
それは彼らの消費行動と密接に結びついていました。さらに、男性の中にある多様性を研究する男性学の視点からも「ソロ男という生き方」について切り込んでいきたいと思います。
男性ならきっと「あるある」と思い当たる節がたくさんあるはずです。
男の男による男のためのゲンロン男子会を楽しみませんか。
- 消費は女性が作るは(一部)間違い
- いつまでもプロポーズしない彼氏を愚痴る婚活女子が犯す間違い
- 結婚したからってソロ男じゃないと判断するのは間違い
- ソロ男はアイドルのような可愛い女性が好きというイメージは間違い
- 全世界的な男あまり現象の中で未来のソロ男はどうなるのか?
(荒川和久)
■
生涯独身の男性が5人に1人になったという話を聞いたことがあると思います。日本では、まだまだ「結婚するのが当たり前」という風潮が残っていますから、インパクトのある数字です。根拠となっているのは生涯未婚率(45〜49歳と50〜54歳の未婚率の単純平均から算出)です。2010年の時点での男性の生涯未婚率が、20.14%に達しました。20歳後半では約7割、30歳代前半でも半分近くはソロ男です。もはやソロ男をマイノリティと呼ぶのは無理があります。
しかし、若者はさておき、中年以降のソロ男が苦難を抱えているのも事実です。例えば、住宅の場合、一人暮らし用の物件は若者向けが中心です。中年の一人暮らしは浮きます。独身のあげくに、安い物件に住む可哀想なおっさんと思われかねません。かといって、ファミリー向けの物件に引っ越せば、当たり前のように中年の一人暮らしは浮きます。奥さんに逃げられたのかななど隣人からといらぬ心配をされる危険性があります。
男性学は男性が男性だからこそ抱えてしまう問題を対象にした学問です。男性学の視点から、ソロ男がソロ男だからこそ抱える苦悩について語ります。ただ、実は僕も39歳まではソロ男でしたら知っているんです。中年のソロ男がソロ男だからこそ持っている特権を。一人の中年男性として、引き裂かれる胸の内を吐露したいとも思っています。未婚/既婚問わず、いま男たちに求められているのは本音をぶつけ合うことのでる場です。会場でお待ちしています。
(田中俊之)
【イベント後記】
当日のtweetのまとめはこちら!
荒川和久 Kazuhisa Arakawa
博報堂ソロ活動系男子研究プロジェクト・リーダー
1963年生まれ。早稲田大学法学部卒業。博報堂入社後、自動車・飲料・ビール・食品・化粧品・映画・流通・通販・住宅等幅広い業種の企業プロモーション業務を担当。プランニングだけではなく、キャラクター開発やアンテナショップ、レストラン運営も手掛ける。従来注目されなかった独身男性生活者に着目し、2014年より「博報堂ソロ男プロジェクト」を立ち上げた。自らも「ソロ男」である。
田中俊之 Toshiyuki Tanaka
1975年、東京都生まれ。武蔵大学社会学部助教。博士(社会学)。社会学・男性学・キャリア教育論を主な研究分野とする。
単著『男性学の新展開』青弓社、『男がつらいよ——絶望の時代の希望の男性学』KADOKAWA、『〈40男〉はなぜ嫌われるか』イースト新書
共著『大学生と語る性』晃洋書房、『ソシオロジカル・スタディーズ』世界思想社、『揺らぐ性/変わる医療』明石書店など
カフェに
行く
-
友の会会員限定最前列席 前売券2,600円
-
友の会会員 前売券2,100円
-
友の会会員 当日券2,600円
-
一般 前売券2,600円
-
一般 当日券3,100円
ゲンロン友の会について詳しくはこちら