カフェに
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友の会会員限定最前列席 前売券2,600円
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友の会会員 前売券2,100円
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友の会会員 当日券2,600円
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一般 前売券2,600円
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一般 当日券3,100円
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チャンネル会員無料
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【イベント概要】
チップチューンは電子音楽から黙殺され、ゲーム音楽から見放され、ポピュラー音楽から疎外され、ネット音楽のルーツになりそこねた音楽です。『チップチューンのすべて』を執筆した動機のひとつは、それらにチップチューンを再接続し、もう一度位置づけなおすための議論を準備することでした。今回のトークイベントを、そんな議論の端緒にできないだろうかと思っています。チップチューンの本質をさらに掘り下げると同時に、柴那典さんとSaitoneさんのお力をお借りすることで、「外側から見たチップチューンの姿」をも探っていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。(田中治久〈hally〉)
『チップチューンのすべて』、とても興味深く拝読しました。レコードがアーカイブされ文化として蓄積していくことが前提にあった20世紀以降のポップ・ミュージックの歴史において、チップチューンというのは「現在進行形のオーパーツ」なのかもしれないとすら感じます。Hallyさん、Saitoneさんとは異なり専門的な知見は持ち合わせていませんが、ポピュラー音楽の側からチップチューンについて考えを深める一夜になればと願っています。(柴那典)
私の制作する音楽が、いつの間にかチップチューンという呼称で定義付けられ、はや十数年。未だにチップチューンとは一体何なのかわからないまま制作を続けている毎日です。今回Hallyさんからトークイベントのお誘いを頂き、「私よりも内情に詳しい方は沢山いらっしゃるのに…」とも思いましたが、「客観性のある意見が欲しい」との事でしたので、引き受けることにしました。ゲーム関連とは違った角度になりますが、柴那典さんと共に、有意義な時間が提供できればと思います。(Saitone)
田中治久(hally)『チップチューンのすべて All About Chiptune: ゲーム機から生まれた新しい音楽』、誠文堂新光社、2017年。
【イベント後記】
当日のtweetのまとめはこちら!
田中治久(hally) Haruhisa Tanaka
1973年京都府生まれ。ゲーム音楽史とゲーム史の研究家にして作編曲家。日本にチップチューンという言葉と概念を持ち込み、同ジャンルの普及と認知拡大に貢献。2017年にその活動の集大成ともいえる書籍『チップチューンのすべて』(誠文堂新光社)を上梓した。作編曲家としてもチップチューンを専門とし、さまざまなゲームや音楽作品に楽曲を提供するほか、ライブ活動も精力的に行っている。
柴那典 Tomonori Shiba
1976年神奈川県生まれ。音楽ジャーナリスト。ロッキング・オン社を経て独立、雑誌、ウェブなど各方面にて音楽やサブカルチャー分野を中心に幅広くインタビュー、記事執筆を手がける。主な執筆媒体は「AERA」「ナタリー」「CINRA」「MUSICA」「リアルサウンド」「ミュージック・マガジン」「婦人公論」など。「cakes」と「フジテレビオンデマンド」にてダイノジ・大谷ノブ彦との対談「心のベストテン」連載中。著書に『ヒットの崩壊』(講談社)『初音ミクはなぜ世界を変えたのか』(太田出版)、共著に『渋谷音楽図鑑』(太田出版)がある。
Saitone さいとーん
国内に於いて早くからGameboy-Chiptuneをリリースしてきた一人。8bit音源を用いて8bitに依存しない未知の音楽を開拓しようと試行錯誤している。2008年には1st Album 『Overlapping Spiral』をリリース。また、”Plaid”や”U-zhaan × rei harakami”を始めとしたジャンルを超えたリミックスワークや各種コンピレーション、 ニューヨーク、オーストラリア、スウェーデンなどで海外公演を行うなど多方面に活動中。
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