ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校 第4期#8展示を企画する2──展示指導6

八谷和彦 Kazuhiko Hachiya

1966年生まれ。九州芸術工科大学(現九州大学芸術工学部)画像設計学科卒業後、コンサルティング会社勤務の後、1997年にSo-netからリリースされた《ポストペット》の原案、開発ディレクションを務める。
1998年に(株)PetWORKsを設立。現在は東京藝術大学 美術学部 先端芸術表現科教授、東京藝大芸術情報センター長(2023〜)、任天堂(株)社外取締役(2025〜)
作品には《視聴覚交換マシン》や《ポストペット》などのコミュニケーションツールや、ジェットエンジン付きスケートボード《エアボード》やメーヴェの実機を作ってみるプロジェクト《オープンスカイ》などの乗り物のシリーズがあり、作品は機能をもった装置であることが多い。
ポートレート:羽鳥好美

黒瀬陽平 Yohei Kurose

1983年生まれ。美術家、美術評論家。ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校主任講師。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。博士(美術)。2010年から梅沢和木、藤城嘘らとともにアーティストグループ「カオス*ラウンジ」を結成し、展覧会やイベントなどをキュレーションしている。主なキュレーション作品に「破滅*ラウンジ」(2010年)、「キャラクラッシュ!」(2014年)、「カオス*ラウンジ新芸術祭2015『市街劇 怒りの日』」(2015年)など。「瀬戸内国際芸術祭2016」にカオス*ラウンジとして参加。著書に『情報社会の情念』(NHK出版)。