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【イベント概要】
昨年12月、台湾南部の屏東市に軍歌ミュージアム「軍歌館」がオープンした。管見の限り、これは世界初の軍歌を専門とするミュージアムである。
なぜ今、台湾に軍歌のミュージアムが誕生したのか? そもそも「軍歌館」とはどんな場所なのか? 実は「軍歌館」は、屏東県庁文化部(屏東縣政府文化處)の運営する施設であり、日本統治時代の陸軍官舎群、国民党政府遷台後の「眷村文化」など、東アジアの歴史が交差する稀有な場所だった。
今回は、「軍歌館」の設立に携わった、台湾人の漫画表現研究者の蔡錦佳氏をゲストに迎え、「軍歌館」の設立経緯を始め、台湾の戦争、動員、文化、エンタメについて広く話をうかがいたいと考えている。
また日本では「親日的」といわれる台湾人に、現代日本の「愛国コンテンツ」や「萌えミリ」はどのように見えているのだろうか。「軍歌」を媒介にして、台湾と日本の「政治とエンタメの関係」についても考えてみたい。(辻田真佐憲)
※本イベントはすべて日本語で行います。
主な内容(予定)
・「軍歌館」設立の経緯と目的
・台湾と日本の軍歌の関係
・台湾人から見た「愛国コンテンツ」「萌えミリ」
・台湾と日本におけるサブカルチャーの政治化について
両端が登壇者。左が蔡錦佳氏。(真ん中は台湾の軍歌研究者、李文堂氏。)
【イベント後記】
辻田真佐憲 Masanori Tsujita
1984年、大阪府生まれ。評論家・近現代史研究者。慶應義塾大学文学部卒業、同大学院文学研究科中退。政治と文化芸術の関係を主なテーマに、著述、調査、評論、レビュー、インタビューなどを幅広く手がけている。単著に『「戦前」の正体』(講談社現代新書)、『防衛省の研究』(朝日新書)、『超空気支配社会』『古関裕而の昭和史』『文部省の研究』(文春新書)、『天皇のお言葉』『大本営発表』(幻冬舎新書)、『空気の検閲』(光文社新書)、共著に『教養としての歴史問題』(東洋経済新報社)、『新プロパガンダ論』(ゲンロン)などがある。監修に『満洲帝国ビジュアル大全』(洋泉社)、『文藝春秋が見た戦争と日本人』(文藝春秋)など多数。軍事史学会正会員、日本文藝家協会会員。
蔡錦佳 Cai Jin Jia
1977年台湾(R.O.C.)屏東市生まれ。東華印刷局グラフィックデザイナー 、漫画表現研究者。国立雲林科技大学視覺傳達設計大学院 修士、2010年度に神戸芸術工科大学芸術工学研究科大学院博士後期交換留学生。近年に植民地時代のストーリーマンガを研究し、マンガ文化要素を使って地元博覧会展示デザインに生かす創作研究ともに、軍歌館作りのきっかけで軍歌・アニメソング作者をインタビューしました。
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