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【イベント概要】
8月5日に朝日新聞出版さんより東浩紀の新著『忘却にあらがう──平成から令和へ』が発売になりました。
同書には、2017年1月から2022年4月まで『AERA』に掲載された巻頭コラムに、『文藝』2019年夏季号に寄稿したエッセイ「平成という病」が併せて収録されています。平成から令和へと元号が移り変わり、アメリカではトランプ大統領が誕生するなど世界にポピュリズムが席巻、さらに新型コロナウィルス感染症のパンデミックとロシアのウクライナ侵攻という、まさに激動の5年間に東が対峙した時評集です。
この度ゲンロンカフェでは同書の刊行記念として、国際政治学者の三浦瑠麗さん、ノンフィクションライターの石戸諭さんをお招きしてのトークイベントを開催します。
「平成という病」のなかで、東は平成最後の10年を「祭り」の時代と述べています。2009年(平成21年)には民主党政権が誕生しマスコミは熱狂。震災後にはデモの時代が到来し、国会前には何万人もの人々が集まるようになりました。しかし、それらの「祭り」で世界は変わったでしょうか。SNSではいまも日々炎上という祭りが繰り返されています。
令和も祭りの時代は続くのか。Twitterを辞め、祭りと決別した(はずの)東が、三浦さんと石戸さんとともに平成から令和にかけての「祭りの時代」をふり返ります。どうぞご期待ください。
東浩紀『忘却にあらがう──平成から令和へ』(朝日新聞出版)
三浦瑠麗 Lully Miura
国際政治学者。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、東京大学政策ビジョン研究センター講師を経て、
石戸諭 Satoru Ishido
1984年、東京都生まれ。ノンフィクションライター。立命館大学法学部卒業。2006年、毎日新聞社に入社。2016年、BuzzFeed Japanに移籍。2018年、独立してフリーランスのライターに。2020年、「ニューズウィーク日本版」の特集「百田尚樹現象」で第26回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞作品賞、2021年、「文藝春秋」掲載のレポート「『自粛警察』の正体」で第1回PEPジャーナリズム大賞を受賞。週刊誌から文芸誌、インターネットまで多彩なメディアヘの寄稿に加え、テレビ出演など幅広く活躍中。著書に、『リスクと生きる、死者と生きる』(亜紀書房)、『ルポ 百田尚樹現象 愛国ポピュリズムの現在地』(小学館)、『ニュースの未来』(光文社新書)、『視えない線を歩く』(講談社)、『東京ルポルタージュ』(毎日新聞出版)。
東浩紀 Hiroki Azuma
1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。著書に『存在論的、郵便的』(第21回サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン』、『クォンタム・ファミリーズ』(第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』、『弱いつながり』(紀伊國屋じんぶん大賞2015)、『観光客の哲学』(第71回毎日出版文化賞)、『ゲンロン戦記』、『訂正可能性の哲学』など。