ゲンロン・セミナー 第1期 1000分で「遊び」学#1遊びを哲学する──日常に息づく言語ゲーム

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本イベントは、ゲンロンカフェでの会場観覧、またはシラスニコニコ生放送のゲンロン完全中継チャンネルからインターネット配信でご覧いただけます。
放送開始から4時間30分を超えてイベントが続いた場合、ニコ生では配信を終了しますが、シラスでは有料で延長配信をおこないます。
シラスのシステム上、延長部分のみの購入はできません。延長部分のご視聴をされたい方は、あらかじめシラスで番組本編をご購入ください。

新時代の教養講座「ゲンロン・セミナー」始動!
全5回+アフターセッションがセットになったお得な通し券を発売しています。ぜひこの機会にお求めください。
第1回 2月11日(土) 古田徹也(哲学・倫理学)「遊びと哲学」
第2回 3月26日(日) 山本真也(霊長類学)「遊びと動物」
第3回 4月22日(土) 梅山いつき(演劇学)「遊びと演劇」
第4回 5月13日(土) 池上俊一(西洋中世史)「遊びと歴史」
第5回 6月17日(土) 三宅陽一郎(ゲームAI研究)「遊びとAI」
第6回 7月1日(土) アフターセッション
詳細はこちら→https://www.genron-alpha.com/news20221227_01/
本イベントのみのチケット(1日券)お申込みはこちらから。

 
webゲンロンにて、聞き手・栁田詩織による事前イベントレポートを掲載しています。ぜひお読みください。

「なぜ人間にとって『遊び』は『要』で『急』なのか?」
https://www.genron-alpha.com/article20230202_01/

 

【イベント概要】

ゲンロンカフェ10周年を記念して、新時代の教養講座として開講されるゲンロン・セミナー。第1期は「1000分で「遊び」学」をテーマに、各分野の専門家に講義をしていただきます。初回は、哲学・倫理学、特にウィトゲンシュタインがご専門の古田徹也さんです。
 
ウィトゲンシュタインによる有名な概念といえば「言語ゲーム」。言葉は私たちの生活や日常の文脈の中ではじめて意味をもつ、ということをゲームになぞらえて考察しました。
ウィトゲンシュタインは言語ゲームの例として、「経過を報告する」「経過について推測を試みる」「物語を創作する」「ジョークを言う」「翻訳する」「命令する」「感謝する」「挨拶する」……など、私たちのあらゆる活動に関連するものを挙げています。言語ゲームがさまざまな実践に見られるということは、私たちの日常のあちこちに「遊び」がひろく根ざしているとも言えそうです。

 
古田さんはウィトゲンシュタインの研究者である一方で、『いつもの言葉を哲学する』などの哲学コラムや、『はじめてのウィトゲンシュタイン』『不道徳的倫理学講義』といった一般向けの入門書も多数書かれています。
今回はウィトゲンシュタインについての本格的な講義だけでなく、私たちが日常的に行っている言語ゲーム的実践についてもお話しいただきます。
また「遊び」が思想史の中でどのように考えられてきたのか、これからのセミナー全体を見わたすヒントとなるような内容にも、講義の前半部で触れていただけるとのこと。
 
観客のみなさんそれぞれの日常や活動につながる「遊び」について、哲学の視点から考えてみませんか?
ゲンロン・セミナー、記念すべき初回講義です。お見逃しなく!

【講師の古田徹也先生より】

「遊び」は、私たちにとってきわめて身近なものですが、「遊びとは何か」とか、あるいは、「遊びは私たちの生活や社会においてどのような意味をもつのか」などとあらためて問われると、それに答えるのは決して容易ではありません。

〈1000分で「遊び」学〉の第一回目となる本講座では、まず前半で、「遊び」研究のまさに画期を成したホイジンガとカイヨワの著作、『ホモ・ルーデンス』および『遊びと人間』を主に読み解きながら、「遊び」の特徴とはどのようなものか、その基本を探っていきます。

そのうえで、後半では、言葉が織り込まれた私たちの日々の実践を「シュプラッハ・シュピール(Sprachspiel)」と名づけて探究するウィトゲンシュタイン哲学の核心を解説します。
「シュプラッハ・シュピール」は一般に「言語ゲーム」と訳されますが、「シュピール」は狭義の「ゲーム」だけではなく、それこそ「遊び」や、あるいは「演技」なども意味する、非常に多義的な概念です。そして、ウィトゲンシュタインの議論にも、この多義性が強く響いています。

私たちの言語的実践を「シュピール」として理解することは、私たちの生活を「遊び」とそれ以外のものとの境界ないし〈あわい〉において捉えることにつながります。その道筋を具体的にたどることにより、人間という存在に関して何が見えてくるのかを、聞き手の栁田詩織さん、それから参加者の皆さんと一緒に確かめ、考えたいと思っています。

古田徹也 Tetsuya Furuta

東京大学大学院人文社会系研究科准教授。1979年生まれ。東京大学文学部卒業。同大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。新潟大学教育学部准教授、専修大学文学部准教授を経て、現職。現代の哲学・倫理学、特にウィトゲンシュタインの哲学を研究している。主な関心は、言語、心、行為。
著書に、『それは私がしたことなのか』(新曜社)、『言葉の魂の哲学』(講談社選書メチエ、第41回サントリー学芸賞)『ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考』(角川選書)、『不道徳的倫理学講義』(ちくま新書)、『はじめてのウィトゲンシュタイン』(NHKブックス)、『いつもの言葉を哲学する』(朝日新書)、『このゲームにはゴールがない』(筑摩書房)、『謝罪論』(柏書房)など。訳書に、ウィトゲンシュタイン『ラスト・ライティングス』(講談社)など。

栁田詩織 Shiori Yanagida

1993年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学。駿河台大学などで非常勤講師。専門は哲学・倫理学。ゲンロン編集部所属。

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放送開始
2023/02/11 14:00
公開終了
2024/02/11 23:59
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放送開始
2024/02/02 18:00
タイムシフト視聴終了
2024/02/09 23:59
放送開始
2023/12/13 18:00
タイムシフト視聴終了
2023/12/20 23:59
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2023/02/11 14:00
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