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【イベント概要】
2012年に発足し、2013年11月に書籍が刊行された『福島第一原発観光地化計画』。
賛否両論、毀誉褒貶を巻き起こす本計画に、研究会委員たちはいかなる意図で参加し、どのようなメッセージを込めたのか。
座長・東浩紀が聞き手となり、研究会委員にロングインタビューを敢行する。
第1回は建築家・藤村龍至。なぜこの計画では批判覚悟で、研究会委員たちによる「トップダウン」で、巨大な「箱モノ」を提案したのか。そこには、建築が果たすべき役割を「動員」と捉え、「広島における丹下健三」を引き受ける覚悟が隠されていた——
2013年12月20日収録 藤村龍至建築設計事務所

藤村龍至 Ryuji Fujimura
建築家/東京藝術大学准教授。1976年東京生まれ。2005年よりRFA(藤村龍至建築設計事務所)主宰。2008年東京工業大学大学院博士課程退学。2016年より現職。2017年よりアーバンデザインセンター大宮(UDCO)ディレクター。主な建築作品に「すばる保育園」(2018年)、「十津川村災害対策本部拠点施設」(2023年)ほか。主な著書に『批判的工学主義の建築──ソーシャル・アーキテクチャをめざして』(NTT出版、2014年)『ちのかたち』(TOTO出版、2018年)など。

東浩紀 Hiroki Azuma
1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。著書に『存在論的、郵便的』(第21回サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン』、『クォンタム・ファミリーズ』(第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』、『弱いつながり』(紀伊國屋じんぶん大賞2015)、『観光客の哲学』(第71回毎日出版文化賞)、『ゲンロン戦記』、『訂正可能性の哲学』など。