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【イベント概要】
2012年に発足し、昨年11月には書籍が刊行された『福島第一原発観光地化計画』。賛否両論、毀誉褒貶を巻き起こす本計画に、研究会委員たちはいかなる意図で参加し、どのようなメッセージを込めたのか。座長・東浩紀が聞き手となり、研究会委員にロングインタビューを敢行する。
第4弾はIT起業家の清水亮が登場。アメリカで3.11を迎え、企業のトップとして様々な決断を迫られた清水。ITによる復興を模索し、「福島ゲームジャム」開催に大きく貢献する一方で、子どもたちへプログラミングを広めるためにenchantMOONプロジェクトを立ち上げた。
独自の仕方で復興に携わってきた清水が提案するのは、福島で3月11日に花火大会を開催すること。その背景には、悲劇を祭りに転化する「長岡花火」の教えがあった——。
2014年8月4日収録 ゲンロンカフェ
清水亮 Ryo Shimizu
新潟県長岡市生まれ。6歳の頃からプログラミングを始め、21歳より米Microsoftで上級エンジニアとした活動後、1999年にドワンゴに参画。2003年に独立し株式会社UEIを設立。2005年に独立行政法人IPAより天才プログラマーとして認定される。以後、10社の設立にかかわる。近年は深層学習を活用した人工知能の開発を専門に行い、2022年よりパーソナルAIサービスMemeplexを開始。著書として『よくわかる人工知能』(KADOKAWA)、『教養としての生成AI』(幻冬舎新書)、『検索から生成へ』(エムディエヌコーポレーション)など。
東浩紀 Hiroki Azuma
1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。著書に『存在論的、郵便的』(第21回サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン』、『クォンタム・ファミリーズ』(第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』、『弱いつながり』(紀伊國屋じんぶん大賞2015)、『観光客の哲学』(第71回毎日出版文化賞)、『ゲンロン戦記』、『訂正可能性の哲学』など。