カフェに
行く
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一般 入場券3,000円
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学生 入場券2,500円
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友の会会員限定最前列席 入場券3,500円
ネットで
見る
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チャンネル会員無料
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一般1,485円
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チャンネル会員無料
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一般1,500円
本イベントは、ゲンロンカフェでの会場観覧、またはシラス・ニコニコ生放送のゲンロン完全中継チャンネルからインターネット配信でご覧いただけます。
会場での当日券販売も行います。ただし、ご準備できる座席数に限りがございます。おはやめにPeatixでご予約いただくようお願いをいたします。Peatixでのお申込みは、イベント当日の開始時刻まで可能です。
【イベント概要】
2024年の夏に刊行されたある本が、反響を呼んでいます。富永京子さんによる『「ビックリハウス」と戦後関心の戦後史』(晶文社)。新聞書評に加え、ゴールデンタイムのラジオ番組等でも取り上げられ、一般的な学術書と異なる広がりを見せています。その理由は、「ビックリハウス」という雑誌が持っていた力はもちろん、「『人それぞれ』の多様性を尊重したからこそ、啓蒙や強制を伴う政治参加や社会運動を忌避した」という本書の結論に、ハッとさせられた人が多いからではないでしょうか。
ラッパー、そしてラジオパーソナリティとしても活躍するRHYMESTER 宇多丸さんも、そんな驚きとともに本書を受け止めた人の1人。放送作家の古川耕さんと配信している有料配信番組「アトロク・ブック・クラブ」で本書を取り上げ、のちにパーソナリティを務めるTBSラジオ「アフター6ジャンクション」に富永さんご自身も出演。研究で用いられた徹底的なテキスト分析、そして視聴者であるビックリハウサーたちからのお便りも交えながらの放送が行われました。とはいえ、語り切れなかったポイントも盛りだくさん。そこで、ゲンロンカフェに富永さん、宇多丸さん、古川さんのお三方をお迎えして延長戦を開催。ラジオでは触れられなかったより詳細な研究手法にかんする議論や、本書を今、どう受け止めるのかを語り合っていただきます。
世界中で大きな政治の動きがあるなかで、日本でもあらためて若者の政治行動にも注目が集まっています。「若者の政治離れ」の河口から、その源流を見通す議論に、どうぞご期待ください!
富永京子 Kyoko Tominaga
1986年生まれ。
立命館大学産業社会学部准教授、専攻は社会学・社会運動論。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程・博士課程修了後、日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、2015年より現職。著書に『社会運動と若者』『社会運動のサブカルチャー化』『みんなの「わがまま」入門』『「ビックリハウス」と政治関心の戦後史』など。
宇多丸(RHYMESTER) Utamaru
1969年東京都生まれ。ヒップホップ・グループ「ライムスター」のラッパー、またTBSラジオ『アフター6ジャンクション 2』(月〜木22:00生放送)を担当するラジオパーソナリティ。
1989年、大学在学中に「ライムスター」を結成。日本のヒップホップ・シーンを最初期から開拓、牽引してきた立役者の一人。また2007年4月にTBSラジオ『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』がスタートすると、趣向を凝らした特集や、愛と本音で語りつくす映画評コーナーが話題を集めて、2009年には第46回ギャラクシー賞「DJパーソナリティ賞」を受賞した。音楽、著書など作品多数。近作にライムスター映像作品『King of Stage at 日本武道館』(2024年9月:オリコン週間9位など)ほか。
古川耕 Kou Furukawa
1973年、神奈川県生まれ。アニメ・コミック・ヒップホップに関するライター/編集者を経て、現在は主にラジオ番組の構成を手がける。主な担当番組はTBSラジオ『アフター6ジャンクション2』、TBS Podcast『見えないわたしの聞けば見えてくるラジオ』など。お気に入りボールペン(OKB)総選挙主催。日本翻訳大賞運営委員。