カフェに
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一般 入場券3,000円
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学生 入場券2,500円
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友の会会員限定最前列席 入場券3,500円
ネットで
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チャンネル会員無料
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一般1,485円
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チャンネル会員無料
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一般1,500円
また、ゲンロンカフェでの会場観覧もございます。残席がある場合には会場での当日券販売も行いますが、ご準備できる座席数に限りがございます。おはやめにPeatixでご予約いただくようお願いをいたします。Peatixでのお申込みは、イベント当日の開始時刻まで可能です。
【イベント概要】
たとえ負けたとしても、負けっぷりが良ければチャンスを与える。
たとえ勝利したとしても、勝ちっぷりが悪ければ冷徹な評価を下す。
「地獄のプロモーター」ひとは彼のことをそう呼ぶ。
2000年代、世界の中心にあった格闘技団体「PRIDE」を率い、現在は「RIZIN FIGHTING FEDERATION」のトップを務める榊原信行氏。
ファンの度肝を抜く興行を開催し、時には賛否両論を巻き起こすマッチメイクを行う。日本格闘技の熱狂の渦の中心にはつねに彼の姿がある。
しかし、彼のプロモーター人生は平坦なものではなかった。
2007年、世界的に大きな盛り上がりを見せていたPRIDEは、紆余曲折の末UFCに買収される。
その際、榊原氏は「7年間の競業禁止」という、なんとも耐え難い条件をのんだ。
格闘家はもちろん、格闘技関係者との接触も一切禁止され、徹底的に格闘技界から遠ざけられてしまった。
そしてPRIDEは、その後1回も興行を行うことなく消滅した。
PRIDEという大きな柱を失った日本の格闘技界はいわゆる「冬の時代」に突入する。榊原氏も、サッカーチーム「FC琉球」の球団運営、新作歌舞伎のプロデュースなど、長年にわたり格闘技からは離れて過ごすことになる。
しかし、彼は復活する。7年間の競業禁止期間が明けた翌年、2015年10月8日に「RIZIN」を旗揚げし、再び格闘技界の重要人物として活躍することになる。
そして2024年12月8日に行われた、朝倉海VSアレシャンドリ・パントージャによるUFCフライ級タイトルマッチ。会場で観戦するあの「UFC」のCEOダナ・ホワイトの隣には、榊原氏の姿があった。
それは、普段は人前で他の団体に好意的なそぶりを見せることがないダナ・ホワイトが見せた、非常に珍しい光景だった。
世界の格闘技の中心にあったPRIDEを率い、のちに買収され、一時は格闘技界から遠く離れざるを得なかった榊原氏。
2015年のRIZIN旗揚げから約10年、榊原氏は再び世界の格闘技のメインストリームに返り咲こうとしている。
彼の通称「地獄のプロモーター」はつまり、「地獄の”底から這いあがった”プロモーター」なのではないか。
本イベントではPRIDE旗揚げから約28年、RIZIN旗揚げから約10年をそれぞれ榊原氏とともに歩んできたRIZIN事業局長の笹原圭一、マッチメイカーの”チャーリー”柏木信吾の両氏をお招きし、ゲンロン格闘技イベントではおなじみの久田将義氏、ジャン斉藤氏の4名で「榊原信行とは何者なのか」を徹底的に解剖する。
※RIZIN榊原社長の登壇はありません
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笹原圭一 Keiichi Sasahara
1997年に開催された「PRIDE」の立ち上げから関わり、以降は「DREAM」に参画し、現在は「RIZIN」で奮闘中。
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柏木信吾 Shingo Kashiwagi
1982年4月28日生まれ
アメリカシカゴ生まれ
10歳で日本に帰国。
2003年にカリフォルニアに戻り2006年からKOTCでマッチメイカーとして業界入り。
KOTC → Sharks Fights → 修斗/VTJブッカー → UFC Japan 事務局を経て現在に至る。
幼少期よりアイスホッケーに携わり高校2年生と3年生の時に神奈川選抜として国体に出場。
趣味は料理、アウトドア、キャンプ
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久田将義 Masayoshi Hisada
1967年東京生まれ横浜育ち。編集者。「TABLO」編集長。著書に『関東連合』(ちくま新書)、『原発アウトロー 青春白書』(ミリオン出版)、『生身の暴力論』(講談社現代新書)、『僕たちの時代』(青木理 共著・毎日新聞出版)、『トラブルなう』(大洋図書)など。法政大学卒業後、産経メディックス、三才ブックス、ワニマガジン社へ。ムック『ワニの穴』シリーズ立ち上げ後ミリオン出版で『ダークサイドJAPAN』創刊。『実話ナックルズ』『ノンフィクスナックルズ』等編集長を経て選択出版、週刊朝日。その後、ミリオン出版編集局次長を経てフリーに。守備範囲は事件、アングラ、政治、都市伝説等。明大中野中学から高校まで五年間のラグビー経験あり。最近では、東浩紀と不定期にトークイベントを開催している。
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ジャン斉藤 Jan Saito
1975年、福島県いわき市出身。過去から現在に至るまでのマット界の流れを追うプロレス格闘技編集者。元「kamipro」編集長。現在はプロレス格闘技マガジン「Dropkick」主宰。雀鬼・桜井章一の弟子。