ロシア館はないけど行ってきた! 大阪・関西万博レポート中央アジア・東欧編

ネットで
見る

  • チャンネル会員
    無料
  • 一般
    990円

本イベントは、シラスのゲンロン完全中継チャンネルからインターネット配信でご覧いただけます。
放送開始から3時間30分を超えてイベントが続いた場合、有料で延長配信をおこないます。

【イベント概要】

建築史家の本田晃子さんと、ゲンロンの上田洋子、ふたりのロシア研究者が万博へ!

19世紀から世界各国で行われている万博では、さまざまな建築や技術がプレゼンされてきました。ソ連は、国の維新をかけて、新しいデザインの建築を万博で提案し続けた国でした。1970年の大阪万博でもっとも人気があったのもソ連館です。

万博がふたたび大阪で開催される! しかし、ロシア館はありません。ウクライナ戦争にともなう国際情勢の変化のなかで、ロシアは万博参加を辞退しました。とはいえ、かつてソ連を構成していた国々は独自のパビリオンを出しています。旧共産圏の東欧の国々も、新しい価値観を提示しようとしています。70年万博のころから世界のかたちがかわったことが、よくみて取れるのです。

ばらばらになったかつてのワルシャワ条約機構加盟国は、万博で何を見せるのか?21世紀のいま、そもそも万博はどんな未来を提示するのか。さらに、コンペまで行っていたロシア館が、実現されていたらどんな姿をしていたのかについても考えます。行った人にも行っていない人にも、ちょっと違った万博の見方を提示するトークです。ぜひご視聴ください。

※ 放送のみ(会場は無観客)のイベントです。

本田晃子 Akiko Honda

1979年岡山県岡山市生まれ。1998年、早稲田大学教育学部へ入学。2002年、東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学表象文化論分野へ進学。2011年、同博士課程において博士号取得。日本学術振興会特別研究員、北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター非常勤研究員、日露青年交流センター若手研究者等フェローシップなどを経て、現在は岡山大学社会文化科学研究科准教授。著書に『天体建築論 レオニドフとソ連邦の紙上建築時代』、『都市を上映せよ ソ連映画が築いたスターリニズムの建築空間』(いずれも東京大学出版会)、『革命と住宅』(ゲンロン)など。

上田洋子 Yoko Ueda

撮影=Gottingham
1974年生まれ。ロシア文学者、ロシア語通訳・翻訳者。博士(文学)。ゲンロン代表。早稲田大学非常勤講師。2023年度日本ロシア文学会大賞受賞。著書に『ロシア宇宙主義』(共訳、河出書房新社、2024)、『プッシー・ライオットの革命』(監修、DU BOOKS、2018)、『歌舞伎と革命ロシア』(編著、森話社、2017)、『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド』(調査・監修、ゲンロン、2013)、『瞳孔の中 クルジジャノフスキイ作品集』(共訳、松籟社、2012)など。展示企画に「メイエルホリドの演劇と生涯:没後70年・復権55年」展(早稲田大学演劇博物館、2010)など。

ネットで
見る

  • チャンネル会員
    無料
  • 一般
    990円
チャンネルサイトはこちらから

放送開始
2025/07/05 19:00
公開終了
2026/01/05 23:59