カフェに
行く
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一般 入場券3,000円
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学生 入場券2,500円
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友の会会員限定最前列席 入場券3,500円
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数量限定 配信付入場券4,000円
ネットで
見る

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チャンネル会員無料
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一般1,650円

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チャンネル会員無料
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一般1,700円
本イベントは、ゲンロンカフェでの会場観覧、またはシラス・ニコニコ生放送のゲンロン完全中継チャンネルからインターネット配信でご覧いただけます。
会場での当日券販売も行います。ただし、ご準備できる座席数に限りがございます。おはやめにPeatixでご予約いただくようお願いをいたします。Peatixでのお申込みは、イベント当日の開始時刻まで可能です。
【イベント概要】
「小川哲の文学BAR」シリーズ、記念すべき第10回は、今年5月に『女の国会』で第38回山本周五郎賞を受賞した小説家・新川帆立さんをゲストにお迎えします。新川さんは小川さんのファンであることを公言しており、また、小川さんは『女の国会』が受賞を果たした山本周五郎賞の選考委員も務めました。
元弁護士・元プロ麻雀士という異色の経歴を経て、2021年に第19回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞した『元彼の遺言状』でデビューを果たした新川さん。女性弁護士を主人公にした同作は、2022年にフジテレビ系「月9」枠でドラマ化され、シリーズ累計発行部数は100万部を超えています。以降も『競争の番人』や『女の国会』をはじめ、法、戸籍、SF、麻雀、少年犯罪など「ルール」のあるさまざまな世界を舞台に、主にミステリーの分野で活躍されています。
小川哲さんもまた、ゲーム、マジック、国家、戦争など、多様なモチーフを組み合わせながら、小説の「ルール」を再構築する作家です。第168回直木賞・第13回山田風太郎賞を受賞した『地図と拳』や、舞台化・コミカライズ化を果たした『君のクイズ』など、その作品群はジャンルを超え幅広い層からの高い評価と支持を得ています。
読者が物語世界に没入し、心を動かされ、最後のページを閉じたときに何かを残す──。新川さん、小川さんのお二人の物語には、細部を克明に描きながらも、読者を導く堅牢な構造があり、映像化や舞台化にも耐えうる高いエンターテインメント性を有しています。果たして、それらの物語はどのように生み出されてきたのでしょうか?
本イベントの司会には、書評家・文筆家・ゲームクリエイターの渡辺祐真(スケザネ)さんをお招きし、お二人とともに小説の核に迫ります。優れた小説に「ルール」は必要か。多くの読者に愛される秘訣はどこにあるのか。創作の舞台裏を伺いながら、たっぷりとお話しいただきます!
イベント当日は、新川帆立さんの最新作『魔法律学校の麗人執事 1 ウェルカム・トゥー・マジックローアカデミー』の発売日です。新川さん初のライトノベル作品は、一体どのような「ルール」で誕生したのかもお伺いしたいと思います。
会場では『魔法律学校の麗人執事 1 ウェルカム・トゥー・マジックローアカデミー』と『女の国会』の販売も予定しておりますので、ぜひご来場ください。
新川帆立『魔法律学校の麗人執事 1 ウェルカム・トゥー・マジックローアカデミー』』(幻冬舎)
新川帆立『女の国会』(幻冬舎)

新川帆立 Hotate Shinkawa

小川哲 Satoshi Ogawa
1986年千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年に第3回ハヤカワSFコンテスト〈大賞〉を『ユートロニカのこちら側』で受賞し、デビューを果たす。その後のおもな著作に、『ゲームの王国』(ハヤカワ文庫JA、第38回日本SF大賞、第31回山本周五郎賞受賞)、『嘘と正典』(ハヤカワ文庫JA)、『地図と拳』(集英社、第168回直木賞、第13回山田風太郎賞受賞)、『君のクイズ』(朝日新聞出版、第76回日本推理作家協会賞[長編および連作短編集部門])、『君が手にするはずだった黄金について』(新潮社)、『スメラミシング』(河出書房新社)など。

渡辺祐真(スケザネ) Sukezane Watanabe
撮影: @Kenta Koishi
1992年生まれ。東京都出身。書評家、文筆家、書評系YouTuber、ゲーム作家。
2021年頃から副業として書評家等の活動を開始。2023年に株式会社スクウェア・エニックスを退職し、専業となる。 テレビやラジオなどの各種メディア出演、トークイベント、書店でのブックフェア、中学校や高等学校、大学、企業での講演会なども手掛けている。 毎日新聞文芸時評担当。TBSラジオ「こねくと」レギュラー。
著書に『物語のカギ』(笠間書院)。連載に『スピン/spin』(河出書房新社)、「短歌研究」(短歌研究社)など。文芸誌への寄稿のほか、書評、文庫の解説、エッセイ、連載など多数。
YouTubeチャンネル「スケザネ図書館」を運営。 翻訳家Emily Balistrieriのアシスタントとして、森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』(”The Night Is Short, Walk on Girl”)などの翻訳を手掛けた。