カフェに
行く
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友の会会員限定最前列席 前売券2,600円
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友の会会員 前売券2,100円
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友の会会員 当日券2,600円
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一般 前売券2,600円
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一般 当日券3,100円
ネットで
見る
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レンタル(7日間)600円
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チャンネル会員無料
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一般500円
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チャンネル会員無料
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一般1,000円
【登壇者より】
安保法制をめぐる右派と左派の衝突から、五輪エンブレム問題に至るまで、インターネットの言論空間はいま大きく変化し、リアルの政治や社会、経済への影響も強めています。いまネットの空間はどのように成り立ち、今後どのように変わっていくのか。2000年代初頭の源流からはじまってこの15年間を展望することで、その先の未来図を見とおすような議論をしたいと考えています。
(佐々木俊尚)
【イベント概要】
濱野智史『アーキテクチャの生態系』が刊行されたのは2008年のこと。2ちゃんねるやニコニコ動画など、日本に固有の特異なウェブサービスを、生態史観の観点を導入して分析し、いまや情報社会論の必読文献のひとつに数えられている。
それから7年。
『アーキテクチャの生態系』で示された展望はいまなお有効だ。2ちゃんねるやニコニコ動画はいまでも頻繁に利用されているし、初音ミクのようなボーカロイドは、すでに街の風景に溶け込んでいる。
一方で、提示された枠組みでは説明できない事象も多い。Facebookに代表される実名SNSの流行、スマホやタブレットの普及、それに伴うPCの存在感の低下……。
日本のウェブの持つ固有性は、この7年でどう変化したのだろうか。あるいはもう、特異性は残っていないのだろうか?
■
対談相手を務めるのは、ネット社会の変化をつぶさに追い続けてきたジャーナリスト・佐々木俊尚。
佐々木は『アーキテクチャの生態系』ちくま文庫版に寄せた解説で、インターネットこそが、これからの人間の行動や考え方を規定し、社会のかたちを変えていく「汎用技術」だと確認した。
近著『21世紀の自由論』ではこの論点を推し進め、誰もがネットに接続されるいまだからこそ実現する、新しいコミュニタリアニズムの可能性を論じている。
情報環境の変化は、わたしたちの社会をどう変えるのか。
『アーキテクチャの生態系』をアップデートし、新たな情報社会論の枠組みを提示する必見の対談!!
【イベント後記】
当日のtweetのまとめはこちら!
佐々木俊尚 Toshinao Sasaki
1961年兵庫県生まれ。毎日新聞社で事件記者を務めた後、月刊アスキー編集部を経てフリージャーナリストに。ITと社会の相互作用と変容をテーマに執筆・講演活動を展開。著書に『電子書籍の衝撃』(ディスカヴァー携書)『キュレーションの時代』(ちくま新書)『当事者の時代』(光文社新書)など多数。新刊『自分でつくるセーフティネット』(大和書房)が7月26日発売。
濱野智史 Satoshi Hamano
1980年生まれ。批評家。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。専門は情報社会論・メディア論、主著に日米のネット環境を比較分析した『アーキテクチャの生態系』(NTT出版)。だが2011年からアイドルにドハマりし、2012年に『前田敦子はキリストを超えた——〈宗教〉としてのAKB48』(ちくま新書)を刊行。現在、新生アイドルグループ「PIP: Platonics Idol Platform」「あヴぁんだんど」総合プロデューサー。