ノバルティス事件から考える医学研究のガバナンス

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【イベント概要】

2014年3月14日。
STAP細胞論文の不正をめぐる理研の記者会見が世間の耳目を集めた日、別の不正事件について東大病院が会見を開いていた。

ノバルティスファーマ社製の治療薬「タシグナ」。
その効果を調べた「SIGN研究」に、ノバルティスファーマ社員が関わっていた。研究者が自社の製品に有利になるように研究をねじ曲げられる、いわば「八百長」ができてしまう状況は厳正に監視されなければならない。ところがSIGN研究では、ノバルティスファーマに患者の個人情報を含むデータが渡され、研究早期から常識を超えた範囲で同社が関わっていた。

事件はこれだけではない。そもそもSIGN研究が不正調査の対象になったのは、同社製「ディオバン」の臨床研究に、データ改竄を含む大規模な不正が見つかったことによる。

「タシグナ」は白血病の画期的な治療薬ともてはやされた「グリベック」をさらに更新するものとして期待されていた。「ディオバン」は血圧を下げる効果に加えて、臓器をさまざまな問題から守る効果があると期待され、いまも広く使われている。これほど広い範囲に影響する薬品の信頼性が損なわれたことは、医療従事者を震撼させた。

ゴシップが渦巻いたSTAP事件に比べて、一見素人にはわかりにくいノバルティス事件が示唆する問題は深刻だ。

「医は仁術」と素朴に言える時代は終わったのだろうか?
人の命に資本の原理が関わることは避けられないのだろうか?
医学の良心を守るのは誰なのか?

いまだ十分に知られていない問題を語るため、医療ガバナンスの専門家として著書『日本の医療』などで積極的な提言を続けている上昌広がゲンロンカフェに初登場。知識の壁を越えて、すべての人に関わる問題を考える。

上昌広 Masahiro Kami

東京大学医科学研究所先端医療社会コミュニケーションシステム社会連携研究部門特任教授。
93年東大医学部卒。97年同大学院修了。医学博士。
虎の門病院、国立がんセンターにて造血器悪性腫瘍の臨床研究に従事。
05年より東大医科研探索医療ヒューマンネットワークシステム(現 先端医療社会コミュニケーションシステム)を主宰し医療ガバナンスを研究。

大脇幸志郎 Koshiro Owaki

1983年生まれ。2008年東京大学医学部医学科卒。フリーター経験後2011年ゲンロン入社。聞き手を務めた記事に『思想地図β vol.2』所収の中川恵一インタビューがある。

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放送開始
2014/08/07 19:00
タイムシフト視聴終了
2014/08/14 18:00