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【イベント概要】
連続インタビューシリーズ「福島第一原発観光地化計画の哲学」。第5弾は現代美術家の梅沢和木が登場。
アーティストにとって、震災とはどのような意味を持つ体験だったのだろうか。キャラクターを多用したデジタル表現を得意とする梅沢が語る、「突然リアルが入り込んでくるような経験」とはどのようなものか。
震災、そしてキメこな騒動を経た作風の変化。試行錯誤のなかで表現を試みている、「神」の姿とは。
ニューヨークで個展“Empty god CORE”も開催し注目を集める美術家・梅沢和木の創作の核心に迫る。画期的インタビュー。
2014年8月13日収録 ゲンロンカフェ
梅沢和木 Kazuki Umezawa
撮影:水津拓海(rhythmsift)
1985年生まれ。美術家。武蔵野美術大学映像学科卒業。ネット上の画像を集め再構築し、アナログとデジタル、現実と虚構の境目を探る作品を制作し発表している。2013年に「LOVE展:アートにみる愛のかたち―シャガールから草間彌生、初音ミクまで」、「手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから」などの展示に参加。2010年に個展「エターナルフォース画像コア」、2012年に個展「大地と水と無主物コア」を開催。CASHIおよびカオス*ラウンジに所属。
東浩紀 Hiroki Azuma
1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。著書に『存在論的、郵便的』(第21回サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン』、『クォンタム・ファミリーズ』(第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』、『弱いつながり』(紀伊國屋じんぶん大賞2015)、『観光客の哲学』(第71回毎日出版文化賞)、『ゲンロン戦記』、『訂正可能性の哲学』など。