昭和90年代、批評は再起動する──スクール第2弾〈ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾〉ついに始動!

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【イベント概要】

ゲンロンでは2015年6月より、新しい批評家を養成するための学校「ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾」を開講します。
これは4月開講の「ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校」(春学期募集終了)に続く、ゲンロンのスクール事業第2弾にあたります。
メイン講師を務めるのは、これまでにも「批評家養成ギブス」を手がけ、自身も『ニッポンの思想』、『ニッポンの音楽』、『「4分33秒」論』、『批評時空間』、『シチュエーションズ』、『未知との遭遇』、『「批評」とは何か?』など幅広いジャンルの批評を手がけてきた佐々木敦。
2015年=昭和90年、いま必要な批評の言葉を探る「批評再生塾」の全貌が明らかに!!

【批評再生塾 講師】

■主任講師■佐々木敦

■講師■東浩紀/渡邉大輔/三浦哲哉/湯浅学/畠中実/渡部直己/安藤礼二/さやわか/速水健朗/平倉圭/岡﨑乾二郎/細馬宏通/千葉雅也/大澤聡/大澤真幸(登壇順)

■最終講評会審査員■阿部和重/宮沢章夫/佐々木敦/東浩紀

【登壇者より】

「批評」の再生/「批評家」の新生 佐々木敦

いま、批評と呼ばれ得る営み/試みは何処にあるのか?
いま、批評家と呼ばれ得る存在は何処にいるのか?

残念なことに、わたしたちは、これら二つの問いに、即座に、十全に、確信をもって答えられる術を持っていない。むしろ、このような問いが問われる、問われてしまうこと自体に、紛れもない困難が、赤裸々なまでの苦境が、問いの無効が、あらかじめ宿っていると言ってもいいかもしれない。
すなわち、批評は、批評家は、確固たる存在感とともに、ここにある/いる、などと断言することが、どうにもむつかしくなってしまっているのが、いまである。この現状認識は、もはや遺憾ともしがたい。むしろ、わたしたちは、この事実を、真っ向から受け止める必要がある。批評/家は、いまや絶滅の危機に瀕しているのだ。
さまざまなジャンルで、いや、ありとあらゆるジャンルで、と言った方が精確なのかもしれないが、批評(家)不要論が言われて久しい。批評という営み/試みの定義は一通りではないが、いずれにせよ、それは「~についての言説」である。現在の危機とは、言い替えれば、この「について」の危機ということになる。
あらゆるジャンルで、ジャンルそれ自体や、その担い手や創り手たち、個々の作品や行為や現象などなど「について」の思考と言葉が、退けられ軽んじられる傾向が強まっている。いや、言葉は大量に生産され流通しているのだが、それは信仰告白や片想いの恋文にも近い、対象にべったりと貼り付いた全肯定(或いはその反対の全否定)や、そうした全き肯定/否定を強化し保護するための内輪の言葉でしかない。
批評とは本来、外の言葉である。たとえ或る領域の内部にあるとしても、絶えず外部の視線を導入して考え、語ることにより、その領域を構成する者たちと共振し恊働し共闘し、遂には領域自体の変化と進化を促すこと。
批評の危機とは、領域/ジャンルの停滞と固定化の別名でもある。わたしたちは、この状況を危機として認識することさえなくなりつつある。このままでは、何事であれ、刻々と健全に変わってゆくことや、新しい出来事が起こること自体が、不可逆的に減じていってしまうかもしれない。それは、あまりにも不幸なことである。
だからこそ、批評と呼び得る営み/試みを最定立し、批評家と名乗り得る存在を新たに出現させることが、急務だと思われるのだ。

批評は此処にあり、批評家は此処にいる。そう言えるのでなければならない。
そのためにこそ、ここに「批評再生塾」の開講を宣言する。この時代に、この状況下で、批評対象とジャンル/領域と、そして他ならぬ「読者」から必要とされる、明確な存在意義と実効的なエフェクトを帯びた、魅力的かつ強力な批評の書き手を、ここから送り出すことが、このプログラムの目的である。

2015年3月2日 佐々木敦

 

【イベント後記】

佐々木敦 Atsushi Sasaki

撮影=新津保建秀
1964年生まれ。批評家。HEADZ主宰。〈ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾〉主任講師。『即興の解体/懐胎』(青土社)、『ex-music(L)』『同(R)』(アルテス・パブリッシング)、『「4分33秒」論』(Pヴァイン)、『シチュエーションズ』(文藝春秋)、『批評時空間』(新潮社)、『未知との遭遇』(筑摩書房)、『ニッポンの思想』、『ニッポンの音楽』(講談社現代新書)、『あなたは今、この文章を読んでいる。』(慶應義塾大学出版会)、『ゴダール原論』(新潮社)、『例外小説論』(朝日新聞出版)、『ニッポンの文学』(講談社現代新書)、など著書多数。近著に『未知との遭遇【完全版】』(星海社新書)、『筒井康隆入門』(星海社新書)、『新しい小説のために』(講談社)がある。

東浩紀 Hiroki Azuma

1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。専門は哲学、表象文化論、情報社会論。著書に『存在論的、郵便的』(1998年、第21回サントリー学芸賞 思想・歴史部門)、『動物化するポストモダン』(2001年)、『クォンタム・ファミリーズ』(2009年、第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』(2011年)、『ゲンロン0 観光客の哲学』(2017年、第71回毎日出版文化賞 人文・社会部門)、『ゆるく考える』(2019年)、『テーマパーク化する地球』(2019年)ほか多数。

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2015/06/17 00:00
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