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ゲンロン友の会会員 保護者1名(お子さまは無料です)1,500円
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ゲンロン友の会会員 保護者2名(お子さまは無料です)3,000円
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一般 保護者1名+こども1名3,000円
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一般 保護者1名+こども2名4,500円
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一般 保護者1名+こども3名6,000円
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一般 保護者2名+こども1名4,500円
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一般 保護者2名+こども2名6,000円
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一般 保護者2名+こども3名7,500円
【イベント概要】
ゲンロンこどもアート教室、第3期は2015年7月から隔月開催の6回シリーズ。テーマは「独立国家をつくろう!」です。毎回、いくつかのチームに分かれて、「家」「インフラ」「家具」「菜園」「家畜」をつくります。最後の回には外に出て、広い場所に家や備品、家畜などを配置し、じぶんたちの「国」を作ってみたいと思います。
第2回の今回は、美術家の宇治野宗輝さん、そしておなじみカオス*ラウンジのみなさんと一緒に、インフラをつくります!
【講師からのメッセージ】
いろいろな国や状況で公共の場に作品を展示すると、こどもの、本質的な構造に対する好奇心や探究心を体感します。
僕の作品は、世界でどこでも使われている一般的な技術を使って、音が出たり、動いたりするものが多かったので、各地でこどもの反応は大きく、文化の違いによってリアクションが異なることも興味深かったです。
今回は、カオス・ラウンジのみなさんからのお題が独立国家における「インフラ」担当ということで、人やものを輸送するための技術としては、人類の歴史のなかで最も古くからある「ロープウエイ」のシンプルなモデルを作ってみようと思います。(宇治野宗輝)
ゲンロンこどもアート教室「独立国家をつくろう!」の第1回ではダンボールで家を作ってもらいました。みんなに作ってもらった家はこちらの予想を上回る奇想天外でオリジナリティ溢れる物ばかりで、はやくも素敵な国家が出来そうな予感であふれています。
第2回、「からくりをつくろう!#1」では宇治野宗輝先生にゲストとして来ていただき、今度はみんなにからくりを作ってもらいます!それぞれ好きに作ったお家が手紙を届けるからくりによって繋がり、どんどん大きく広がっていくのを親子一緒に楽しんでみてください。
前回来れなかった子ももちろん、新たに作品づくりに参加できますので、是非!(梅沢和木)
宇治野先生は、家具や日用品で作ったカッコイイ楽器で、パフォーマンスをしているアーティストです。みんなが作るダンボールの国では、まだ電気が使えません。電気が使えないということは、電話も、パソコンもありませんから、おたがいの連絡もとれません。そこで今回は、宇治屋先生と一緒に、家を繋いで生活を楽しくする郵便システムを整えましょう。なんと、お手紙を届けるモノレールが走ります!いったいどうなってしまうんだろう…僕もワクワクします!お楽しみに!(藤城噓)
2015年4月のこどもアート教室の動画はこちら
【イベント後記】
201507-09_ゲンロンこどもアート教室第3期 独立国家をつくろう #1-2 カオス*ラウンジ from ゲンロンカフェ on Vimeo.
当日のtweetのまとめはこちら!
【カオス*ラウンジが語るゲンロンこども教室】
ゲンロンこどもアート教室は、現代美術集団カオス*ラウンジがプロデュースする、新しいこども向けアートプログラムとして、美術を用いたレクリエーションの類ではなく、まして単なる技術習得でもない、現代美術の視点からこどもたちとコラボレーションできるような関係を模索しつつ、2013年から継続してきました。
今回で第3期となるゲンロンこどもアート教室のテーマは、「独立国家をつくろう!」です。
想像の中の「じぶんの国」を絵に描くだけではなく、インフラから家、家具、菜園、家畜まで、独立国家に必要なものをひとつずつ制作し、最後はそれらを持って外に出て、公共空間を一時的に占拠することによって、独立国家の樹立を目指します。
こどもたちが想像し、作ろうとする国家のイメージはおそらく、私たちの現実と大小様々な衝突を起こすでしょう。場合によっては、まったく不可能な「国家計画」が乱立することもあり得るでしょう。
しかし、それらの衝突を、現実のルールのもとに完全に解消してしまっては意味がありません。 こどもたちのヴィジョンを可能な限り保存し、局所的にそれを実現しつつ、現実との衝突が衝突のまま、そこにある場所を確保すること。それこそが、現代美術がこどもたちに提供できる視点なのです。(黒瀬陽平)
こんにちは、梅沢和木と言います。
僕の父と母はこどもも大人も通うような絵画教室を30年以上も続けていました。なのでそれこそ物心つく頃から絵を描くこどもたちと大人と一緒に過ごしてきたような記憶があり、ゲンロンのこども教室もその続きのような感覚で講師をやらせてもらっています。
この教室はこども達がゲンロンカフェの中で自分だけのキャラクターを作ったり、家族で顔を描きあったりしているうちにカフェの外に出てちんどん屋さんのパフォーマンスをするまでに発展していきました。そもそも教室に来るこどもたちの好奇心の高さや表現することへの熱中度が凄まじく、講師陣も圧倒されることばかりで、むしろ毎回逆に教えられています。絵を描く、学ぶというのは家やふだん通っている学校でもやっていることかもしれませんが、ゲンロンカフェでは普段会わない子たちと会い、お父さんお母さんも時には一緒に参加し、外に出てすごく注目を集めることもあり、みんなとても多くの刺激を受けて、こちらでは想像もつかないようなものをいつも作ってくれます。
この教室は第1期第2期とみんなと色んな共同作業をしていくなかで、多くの発見を積み重ねフィードバックしてきました。第3期では今までよりこどもも大人も楽しみ、そして驚かされるような充実した内容をお届けします。我々が取り組むアートの活動とそして社会との繋がりをコアに反映させた他にはないプログラムに、是非参加して頂きたいです。(梅沢和木)
ゲンロンこども教室のとりくみが始まってから1年半以上がたち、この夏からまた新しいシーズンがはじまります。昨年の秋から4回に渡った第2期は、仮面・衣装・楽器・旗という一連の道具をそろえて町へ繰り出す、という挑戦でしたが、毎回ゲストの先生をも驚かせる面白い仮面や、可愛らしい衣装、立派なアイテムなどが次々と飛び出す楽しい教室になりました。課題を考える僕たちは毎回、頭をひねりながら試作品を作っているのですが、子どもたちが期待を上回る作品を作って発表して、それを持って帰ってくれるのがいつも嬉しいです。教室が終わったあとにも、帰るのを惜しむように最後までお友達と遊ぶ子の姿も見られるようになり、常連さんも初めての子も触発されあうような雰囲気ができてきたように感じます。
初の試みだったこの春の「ちんどん屋さん」イベントも、みんな楽しく参加してくれました。自分の作ったものを身につけて町へ出て行く、というちょっと大胆な体験でしたが、子どもたちは素直にちんどん屋さんを演じてくれて、町なかでも視線を浴びて、人気者のきぶん。無事にお花見も達成して、心に残る思い出になったのではないでしょうか。
さあ、第3期は更に発展した内容の、他にはないこども教室になりそうです。ゲンロンこども教室は、子どもたちの溢れるパワーから、きっと大人の僕たちも予期せぬ未来を垣間見ることができるアートの教室です。図画工作に慣れないお子さんも僕たちがサポートしますので、ぜひとも皆さんのご参加をお待ちしています。(藤城噓)
【ゲンロンこどもアート教室とは】
ゲンロンこどもアート教室では、2013年10月から、若手アーティスト集団カオス*ラウンジの黒瀬陽平さん、藤城噓さん、梅沢和木さんを講師にお招きし、隔月で絵画教室を開催されています。2014年4月からはシリーズとなり、8月までの3回で、家族の似顔絵からキャラクターを作り、それが暮らしている家をボックスアートで表現。さらにそれをボードに貼って組み立て、大きな立体作品の制作を行いました。2014年10月第2シリーズは「ちんどん屋さんになろう」をテーマにパフォーマンスアートに挑戦しました。
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【第2期 ちんどん屋さんになろう! パフォーマンスアートに挑戦】
第2期「ちんどん屋さんになろう!パフォーマンスアートに挑戦!!」は、2014年10月から2015年4月に開催されました。
初回は19人のこどもたちが集まり、仮面を作りました。素材は段ボール。足で踏んだり丸めたりしてやわらかくし、おもいおもいのかたちを作ります。絵の具を塗ったりいろんなものを貼りつけたりして、みごとな作品ができました。かたい段ボールを切る作業は、お父さんやお母さんに手伝ってもらって、共同作業も楽しい、クリエイティブな時間でした。こどもたちの仮面はゲンロンカフェに展示中です。
ちんどん屋さんになろう、第2回は12月6日に開催。パルコキノシタさんをゲスト講師にお迎えし、クラフト紙を使って衣装を作りました。洋服っぽいもの、民族衣装風、ゴージャスな歌手風などなど、前身頃と後身頃のコントラストも素敵でした。仮面と衣装を合わせると、もう無敵ですね!
第3回は年を越して2015年2月7日、音楽家のヲノサトルさんをゲスト講師にお迎えしました。ペットボトルや輪ゴム、ストローなど、身近になるものを使って楽器を作りました。マラカス、太鼓、笛、そして弦楽器まで、さまざまな楽器が生まれました。衣装や仮面とトータルにデザインされた楽器も現れ、かなり本格的です!
第4回はいよいよお花見パフォーマンス。まずは旗を作りました。その後、これまでに制作した仮面、衣装を身につけ、楽器と旗を持って街に繰り出しました。目黒側沿いの満開の桜の下を、パルコキノシタさんの先導のもと、可愛いちんどん屋が練り歩きました。
宇治野宗輝 Muneteru Ujino
1964年東京都生まれ。90年代より「LOVE ARM(ラヴ・アーム)」シリーズをはじめとするサウンドスカルプチャーを制作、またそれらを使ったパフォーマンスを行っている。2004年からは、大量消費社会が急速に拡大した20世紀以降の「物質世界のリサーチ」として、モーターを使った家電製品や自動車、家具、中古レコードなど、世界中どこにでもある日常的なモノと技術をDIYで組み合わせた、サウンド/スカルプチャー/パフォーマンスのプロジェクト「The Rotators(ザ・ローテーターズ)」に取り組み、世界各地の展覧会に参加している。2013年には彫刻の森美術館(箱根)において国内初となる美術館での個展「POP/LIFE」を開催。
黒瀬陽平 Yohei Kurose
1983年生まれ。美術家、美術評論家。ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校主任講師。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。博士(美術)。2010年から梅沢和木、藤城嘘らとともにアーティストグループ「カオス*ラウンジ」を結成し、展覧会やイベントなどをキュレーションしている。主なキュレーション作品に「破滅*ラウンジ」(2010年)、「キャラクラッシュ!」(2014年)、「カオス*ラウンジ新芸術祭2015『市街劇 怒りの日』」(2015年)など。「瀬戸内国際芸術祭2016」にカオス*ラウンジとして参加。著書に『情報社会の情念』(NHK出版)。
梅沢和木 Kazuki Umezawa
撮影:水津拓海(rhythmsift)
1985年生まれ。美術家。武蔵野美術大学映像学科卒業。ネット上の画像を集め再構築し、アナログとデジタル、現実と虚構の境目を探る作品を制作し発表している。2013年に「LOVE展:アートにみる愛のかたち―シャガールから草間彌生、初音ミクまで」、「手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから」などの展示に参加。2010年に個展「エターナルフォース画像コア」、2012年に個展「大地と水と無主物コア」を開催。CASHIおよびカオス*ラウンジに所属。
藤城噓 Lie Fujishiro
1990年東京生まれ。日本大学芸術学部美術学科卒業。美術作家。作家活動に並行して、集団制作/展示企画活動を展開する。「カワイイ」・「萌え」などの日本的/データベース的感性をベースに、都市文化や自然科学的なモチーフから発想を得た絵画作品を制作。主な個展に「キャラクトロニカ」(2013)、「ダストポップ」(2017)など。音ゲーを趣味とする(pop’n music LV47安定程度の実力)。
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